メニエール症候群について 私の場合。
私が、鍼灸の世界に入った、大きなきっかけは、メニエール症候群になって、それを鍼灸で改善したことでした。
もちろん、鍼灸だけではなく、耳鼻科にも通い、服薬もしました。
今日は、その事について、振り返りたいと思います。
メニエール症候群の経過
以前、記事を書きましたが、それについて詳しい経過を書きます。
36歳
5月 右の耳の聞こえが悪い事に気づく。
そういえば、右の耳が詰まったように感じる。
耳鼻科で、検査。右の耳の聴力が(特に低音)悪い。
眼振あり。ふわふわした感じがある。
メニエール病の疑い。
イソバイドを服用し始める。
思い出すと、第一子を妊娠中、耳が詰まって気持ち悪くて、耳鼻科に行ったけれど、耳抜きをするだけで、その時はよくても、すぐに症状が出て、諦めて、妊娠中は、我慢しながら、過ごしました。
出産したら、その症状はなくなりました。
第2子の妊娠中も症状は出ましたが、気にせず過ごしました。
車酔いしやすい子でした。
回転性のジェットコースターもダメで、平衡感覚がもともと弱いという背景はあるのかと思います。
6月 イソバイドを飲むと、耳のつまりは、少しマシな気がする。
しかし、雨の日は、詰まりやすい。
人の声と、自分の声もこもって、気持ち悪く話すのがおっくうになる。
8月 お盆の時期に夫の実家に泊まり、枕があっていなかったのか、朝から 肩こりがひどく、首を回したり、ストレッチをしたりしていたら、昼食後、回転性のめまいが起きる。起き上がれない。天井がぐるぐる回る。横になっていても、おさまらない。
病院は休みで、通っていた鍼灸院が開いていたので、夫の運転で行く。這うようにして、行ったのに、帰りはすたすたと歩けるようになる。
10月ごろ 2度ほど、家で回転性のめまいが起きる。
どちらも、朝起きてすぐだった。1時間ほど、寝ていたら、おさまった。しかし、外出するのが、怖くなる。特に車の運転は、怖い。
2月 幼稚園のPTAでもめ事があり、耳の自閉感が悪化する。
その時に、感じたのが、ストレスがよくないという事。
それと同時に思ったのが、PTAに行かない理由を作るために、
自ら、病気になっているという事。
3月 娘の卒園と同時に、症状もおさまる。
イソバイドの服用は、3月くらいまで続けました。鍼灸院には、2週間に1回くらい通っていました。
イソバイドは、最初、一日3回だったのが、少しずつ減らしていこうと、医師と相談の上、一日2回、1回と減らしていきました。雨の日は、悪化する傾向にあり、3回に戻すと、耳のつまり感は、あきらかに良くなりました。
それ以外の薬は飲んでいませんでした。
3月くらいからは、頓服的に、錠剤のめまいの薬、(名前は忘れました)
を2,3回くらい飲んだくらいで、その後、15年くらい、症状は出ていません。
メニエール症候群の原因
メニエール症候群の原因は、疲れ、ストレス、睡眠不足と言われています。
確かに、子育ての疲れ、PTAなどの人間関係のストレス、夫の帰りが遅いための睡眠不足は、ありました。
だからといって、みんなメニエール病には、なりません。
私の場合、車に酔いやすい、むくみやすいなどの体質の要素がありました。
してよかったこと。
1、睡眠をとる。
それまで、1時就寝を10時に寝るようにしました。
朝の目覚めがよくなりました。
2、鍼灸
鍼灸は、体質を改善するのに役立ちます。
鍼灸師になってから、数名のメニエールの患者さんを診ていますが、
鍼灸が効果はあると実感しています。
まとめ
メニエール症候群になる方は、私のように、
真面目な方が多いようです。
珍しい病気ではなく、よくある病気で、さらに、治る病気です。
焦らず、ゆっくりと治療してほしいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?