なみさ

鍼灸師 HSC/HSP 敏感・繊細な方に刺激の少ない経絡治療をしています。日々の想いを…

なみさ

鍼灸師 HSC/HSP 敏感・繊細な方に刺激の少ない経絡治療をしています。日々の想いを書きとめています。

マガジン

  • 鍼灸師の仕事の事

    40歳で専門学校に通い、はり師、きゅう師の免許取得。2年の勤務の後、一人鍼灸院を開業。経絡治療を軸に、施術します。東洋医学、養生、または、経営についても、書きます。

  • 読書感想 オーディブル読書

    読んだ本の感想です。オーディブルも含みます

  • なみさについて

    私の事、過去の事、たわいもない事。

  • インクルーシブ教育、特別支援教育について考える

    特別支援教育とインクルーシブ教育についての考察。

  • 息子の発達障害の話

    2003年生まれの息子が、中学生で、発達障害と診断され、高校は、特別支援学校から、専門学校に入学した話

最近の記事

鍼灸院にやっと来てくれた患者さん

昨日とても嬉しい事がありました。 ネットで予約された患者さん、普通に問診をして施術をしてお支払いをしていただいて、次の予約を取ってもらうように薦めたところ、またネットで予約しますという事でした。当院は公式LINEを持っていて、それに登録していただくと、LINEのやり取りができるので登録してもらえますか?とお願いしたところ、「もうすでにやりとりしていますよ」とおっしゃるのです。 一瞬何をおっしゃっているのか、空白になりましたが、「あ、さわこさん(仮名です)」と叫んでしまいました

    • 【オーディブル読書】『錦繡』宮本輝

      宮本輝は大阪をよう分かってる。そんなにたくさん読んだわけではないけれど、大阪の地名、方言など、私には馴染み深い。それでいてせつない。どうしようもできない大きな力が運命を作っていく。この本もそんな本でした。 業という言葉が何回か出てきたが、その業というもののために人は理性を失い思わぬ方向へと堕落してしまうのかもしれません。では業を持って生まれた人間はどうしたら幸せになれるのでしょうか? 『錦繍』は10年前に離婚した二人が、偶然出会ったのをきっかけに元妻が元夫に手紙を出したこ

      • 月と日本人

        今日が満月なのでお月見だと思っていたのですが、昨日が中秋の名月だったのですね。綺麗なおつき様だと写真を撮ったほどです。一昨日、全く知らず月がきれいなので、いつ満月かチェックしたら、18日という事でてっきり、満月と中秋の名月は同じ日だと思い込んでいました。昨日は窓を開けて寝ました。お月さんが見下ろしてくれていました。 お月見の習慣は中国から来たそうです。月をながめて時間を過ごすというのは、アジアだけかもしれません。娘のフィンランドの友人は、お月見をしたことがないと言います。

        • コロナであなたの生活は変わりましたか?

          昨日の英会話レッスンの記事で、コロナで多くの人が太ったという記事を読みました。質問には、コロナであなたの生活は変わりましたか?というものがあり、もう4年も前のコロナを振り返るきっかけになりました。 その答えは、YESです。コロナ前の自分と今の私は大きく変わりました。noteは2022年3月からなので、その前の記録がないのが残念ですが、コロナ前はもっと仕事をしていました。鍼灸院の売り上げが2019年は今の1.5倍くらいあり、断らないといけない日もありました。2019年はハワイ

        鍼灸院にやっと来てくれた患者さん

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        • 息子の発達障害の話
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        • モラハラ夫との夫婦の話★別居中
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        記事

          【読書感想】『かんたん☆ねんねトレーニングBOOK』伊藤かよこ著

          著者は鍼灸師です。 子どもが寝たらほっとする。早く寝て自分の時間が欲しい。私はそう思っていました。昼寝をさせても30分もしないで起きたら、がっかりしました。でも1時間以上寝ていたら、夜寝ないのではと不安になりました。毎日は寝るか寝ないかとの戦いのようでした。 そんな過去を振り返り、この本を読むと反省する事も多かったです。 この本を100%出来るとは思えませんし、子どもによってやり方は違って当然と思うのですが、こういう方法もある事を当時知っていればと思います。 私の子供た

          【読書感想】『かんたん☆ねんねトレーニングBOOK』伊藤かよこ著

          あかちゃんが寝るかが大問題だ。私の子供は寝ない子でした。

          鍼灸院には、赤ちゃんがはりを受けにきます。今まで一番小さいあかちゃんは生後4か月の女の子でした。 赤ちゃんが寝ない、夜中にすぐ起きるという問題は親にとって、特にお母さんにとっては大問題です。 私がそうでした。1人目は私が神経質になっていたのもあり、おっぱいがないと寝ない、添い寝しないと寝ない、寝てもすぐ起きる。昼間よく遊ばせて疲れさせたら寝るかと公園で遊んで夜ご飯を早めにしても添い寝じゃないと寝ない。それに比べて、3歳違いの娘はよく寝る子でした。車で寝て、抱いてベッドに移

          あかちゃんが寝るかが大問題だ。私の子供は寝ない子でした。

          息子に男女の友情ってあると思うかきいてみた

          昨日ドライブをしながら、息子に「男女の友情ってあると思う?」と聞いてみた。息子は、「おれはないかな?」と答えた。 娘はあると思うと言う。上の息子もあるんちゃう?と言う。私は下の息子に、「彼女に幼馴染とか、恋愛感情は全くない友たちがいて、その男友達とご飯行ったらどう思う?」って聞いたら、「いややな」という返事。 そこは私と同じ感覚だ。今の若い子は彼女彼氏がいても、異性の友達とご飯に行くという子も多いと聞く。もちろん異性でも気があって、悩みを話せたりする友達がいるのはありえる

          息子に男女の友情ってあると思うかきいてみた

          息子と中学校時代について、インクルーシブについて話す

          今日は息子とコストコに行ってきました。最近セブンイレブンのスムージーにはまっていて、家で作ろうという話になり、コストコで、バナナや冷凍の果物(マンゴー、ミックスベリー、ブルーベリー)を購入し、さっそく作りました。バナナ、マンゴー、ミックスベリー、氷で作りました。セブンイレブンに負けないレベルのおいしさでした。 コストコの帰り道、日本は特別支援学校と普通学校が分かれているけれど、他の国では一緒に学ぼうという動きが主流なんだけど、それについてどう思う?と当事者に聞いてみました。

          息子と中学校時代について、インクルーシブについて話す

          生活保護のお金でギャンブルをしていいのかという議論岡田斗司夫のYouTubeを見て思うこと

          岡田斗司夫さんの話は私は好きだ。昨日たまたま見たチャンネルで思う事があった。 生活保護受給者がギャンブル・酒にそのお金を使うのなら、保護を打ち切るべきだというアンケートを取ったら、どちらかといえばも含めれば約8割が賛成意見だった。しかしそれは危険だという人がいる。 不摂生な生活をして糖尿病になったのに、保健制度で治療を受けるのは腹が立つと言った麻生さんの例をあげて、自己責任がまかり通り、アメリカのような制度になる可能性を指摘している。 生活保護という働かない奴隷制度を与

          生活保護のお金でギャンブルをしていいのかという議論岡田斗司夫のYouTubeを見て思うこと

          人に伝わらない事のもどかしさ

          本音で話したい人がいる。でも、嫌われたくないので構えてしまう。 先日、その人と話していたら、話が突拍子もない方向にいった。 人のために仕事をしている訳ではないという話しになり、人の為に貢献したいというのは偽善だと思うという話になった。人に親切にするのは、少しでも見返りを求めているから自己満足であり、人のためでなく自分のため。物質的な見返りだけではなく、「親切な人だな」と評価されたいという見返りも含めて、自分のためだ。と言った。相手は怪訝そうな顔をしたのに気づいた。それでも、

          人に伝わらない事のもどかしさ

          鍼は刺すのではなく、ふれるのだと再確認させられた

          この本『手の倫理』伊藤亜紗著を読んで、思いつくままを語りたいと思う。 何気なく図書館で見つけて読んだ本。人が人にさわる、ふれるとき、そこにはどんな交流が生まれるのか。という裏表紙に惹かれた。鍼灸師として、日々、人に触る。これは果たして触っているのか、ふれているのか。 結論、鍼を介してふれているのだ。 鍼を持つ前には左の手の平で患者さんのお腹の状態を伺い、脈にふれる。脈をさわるとは決して言わない。患部にふれる。それは、まるで、患者さんの体の内部で起こっていることを伺い知ろ

          鍼は刺すのではなく、ふれるのだと再確認させられた

          夢とはなんぞや

          私はよく夢を見る。昨日は、ある人を抱きしめている夢を見た。その人に恋愛感情はない。 この前は、英語の先生にリモコンで頭を叩かれた夢を見た。その先生は絶対に怒ったりしそうにない温和な人なのに。 夫との夢も時々見る。その大半が仲良くしている夢だ。 予知夢のような夢も見たことがある。高校生の時で鮮明すぎて日記に書き記したから今も覚えている。 私にとって夢はつかみどころがなく不可思議で、それでいて楽しみでもある。今でも夢で逢いたい人がいる。高校生と時に片思いだった人。その人の

          夢とはなんぞや

          鍼灸師として嬉しかったこと

          昨日、不妊治療をされていて、当院にも通われていた方が、出産後3カ月して来院されました。産後の体を診て欲しいとのことでした。彼女は瘦せていました。出産のときのお話、産後のお話を聞かせていただいて、施術させていただきました。来ていただけて本当に嬉しいです。 以前は、不妊治療をされて、ほぼ毎週通っていただいて、妊娠出産したのちは、来られなくなることが多かったです。しかし、最近は、産後に来ていただく方も増えてきました。私は妊娠中に出産後体のメンテナンスの大切さを訴えているからでしょ

          鍼灸師として嬉しかったこと

          【オーディブル読書】『杉の柩』アガサクリスティー

          オーディブルで聴いた『杉の柩』が良かったのでお勧めします。 話はそれほど複雑ではありません。 エリノアの心優しく強い信念と、愛するロディ―に対する変わらぬ愛が丁寧に描かれていて、早く最後が知りたいと思い聴きました。 エリノアの言った、殺したいと思っただけで殺人に匹敵するのはという事が引っ掛かっています。私が若い頃に知った聖書の考え、他人を色として見た、想像しただけでもそれは実際にしたのと同じ罪なのだという教えを思い出しました。それなら、私は本当に罪深いです。 この本は、

          【オーディブル読書】『杉の柩』アガサクリスティー

          第3回子育てサロンを昨日開催しました。

          7月から始めたアドラー心理学をベースにした子育てサロン(オンライン)、昨日3回目を行いました。 2回目は8月1日で、毎月1回のペースです。 1回目はこちら 今回は、劣等感をテーマに話し合いました。 ある方は、「私劣等感の塊なんですよね。だからぜひ参加しようと思って」と最初におっしゃってくださり、劣等感と劣等コンプレックスの定義からお話しました。言葉で伝えるのって難しいなーと思いながら、参加者に確認しながら、話しました。 終了後書いていただいた感想で、その方は、「一皮むけ

          第3回子育てサロンを昨日開催しました。

          【オーディブル読書】不安を解消する方法 D・カーネギー『新訳 道は開ける』忙しくすることともう一つ不安をじっと見つめる事

          7月にフィンランドに行き、8月は鍼灸師として、そして休みの日はスキマバイトにと忙しくしていたので、あっという間でした。 なぜ、バイトしたかというと、不安だったから。将来の不安、お金の不安、離婚したらその後の不安など。 そこで、オーディブル読書 『道は開ける』D・カーネギー著 不安を解消する方法のヒントが満載でした。 私がしようと思った事、 不安を書きだす。最悪の状態を書き出し、そうなったら、どうなるか考える。 私の例、離婚して婚姻費用がなくなった場合、お金の不安があ

          【オーディブル読書】不安を解消する方法 D・カーネギー『新訳 道は開ける』忙しくすることともう一つ不安をじっと見つめる事