社会人大学人見知り学部卒業見込(読書感想文)
漫才はもちろん好きだけど、以前この方の本をジャケ(カバー)買いして読んでから、とても好きになった。その後Netflixのトーク番組を見て、やっぱり好きだと思った。
年齢的には私よりも随分若いと思うけれど、生きた時代が同じ括りに入ってるからか、時代の流れとか違和感を持つところとか、共感出来ることが多い。
そして私自身も自分が希望していようがいまいが、物事を俯瞰して見てしまうところがあるから、どこか冷めてしまうところがあって、出てくるエピソードに勝手に「あるある」なんて喜びを噛み締めてしまった。
これは若林さんの雑誌の連載をまとめてある本だけれど、タイトルや表紙からもう少し娯楽として楽しめるものだと思っていた。でも読み進めれば進める程、若林さんの生の声にぐぐぐっと引き込まれてしまう。
いろいろな経験をされているけれど、自分の心の機微を言葉にする、そのセンスがとても好き。ぐっと心を掴まれてしまう。
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心に残った言葉(順不動)
●人と人生は複雑だが、世界の成り立ちは素直なのかな?
●「ああ、俺は"大丈夫"って誰かに言って欲しかったんだな」
●...良のスパイラルを巻き上げれば巻き上げるほど経済の世界にうまくハマっていく。
●街を歩きながら一人一人にあの人もあの人もみんな存在していい人達なんだなって思った。
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