選び出され、召されて(ローマの信徒への手紙1:1~7)
ローマの信徒への手紙の最初の挨拶の部分の3回目である。先週は、神の福音というところに光をあてて、耳を傾けた。聖書の本質を知るために、どうしても知っておくべき「神の福音」について、まとめて聞いた。ローマの人々に書いた手紙のなかで、パウロは自分のことを「キリスト・イエスの僕」であり、「選び出され、召されて」使徒となったと書いている。選び出され、というのは、自分の願いではなかったということである。召されてというのも、自分の願いではなく神から召されて使徒となったというのである。何の