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【ストイックは要注意!】養生をしていた私の失敗談

こんにちは。
養生ライフコーチの波希と申します。
私は自身の体調不良をきっかけに「養生」に出会い、少しずつ体調を改善できた経験から、「養生」や「ジャーナリング」など。毎日をご機嫌に過ごすためのヒントを中心に発信活動をおこなっています。


今回は養生を続けてきた私が陥っていた失敗談について。
私は長年の体調不調(アトピー)をきっかけに、体調改善のために養生を取り入れることにしました。

「早く良くなりたい」
「このつらい症状から抜け出したい」
当時の私はそんな気持ちが強すぎるあまり、ストイックに取り組んでいました。
結果どうなったか? というと、改善のために取り組んだはずが、逆に不調を招くことに。
ストイックになりすぎても良くないことを学びました。


もし、この記事を読んでいる人の中で
「養生を続けているけど、正直疲れた」
「体調は良くなっているけど、気持ちは沈んでいる」
そんな方のお役に立てれば幸いです!


ストイックになりすぎて起こったこと

私の場合ですが、養生に対してストイックになりすぎていた時の様子を書き出してみました。

・胃腸を養うため、と食べるものを制限しすぎて食事が楽しめない。

・周りの家族が普通に食事をしていたり、おやつを食べている姿をみるのがつらくてイライラしてしまう。

・一時的に我慢は出来るが、結局「食べちゃダメ」というストレスから耐え切れず、ドカ食いを繰り返していた。

・こんなに頑張ってるのになんで報われないんだろう?と情緒不安定に。

⇒胃腸を養うつもりだったのに、結局不調を招く結果に。

せっかく体調改善のために「養生」を取り入れたのに、ストレスを招いてドカ食いをしてしまう……そんな悪循環に陥っていました。


元々胃腸が弱かった私は、胃腸を立て直すために食事内容を変える必要がありました。そのためには甘いもの、脂っこいもの、冷たいものなど……胃腸の負担になる飲食物を控えることが重要です。

私の場合、早く良くなりたいが為に、負担になる食材を極端に避けてしまいました。
甘いものが大好きなのにずっと我慢して、大好物の唐揚げも食べないようにして。乳製品も胃腸の負担になると知って、ヨーグルトも牛乳も摂るのをやめて。毎食食べるのは「ご飯」と「野菜・豆類」と「鶏肉・豆腐」。

超絶極端!!!

今思うとそりゃストレスもたまってドカ食いもするだろ、と思うのですが、当時は本当に早く良くなりたくて必死だったんです。
元の思考が「0-100思考」だったのも災いしたのでしょう。必死になると人間極端な行動に走りがちですね。


もちろん、食事内容を変えたおかげで体調が改善されていくのは確かに感じていました。でも極端な食生活を続けるのは難しいもの。
続けている途中でどうしてもストレスから反動でドカ食いをしてしまう。
せっかく体調が上向きになっていたのにドカ食いをするものだから、結局振出しに戻ってしまう。
気持ちもいつもギリギリで自分にも周りにも不寛容。

なによりつらかったのは、家族が「あなたコレ好きでしょ?」と善意100%で買ってきてくれた大好きなお菓子を心から楽しめなかったこと。
お菓子を差し出す家族の姿が悪魔に思えたし、どうやって断ればいいのかも分からない。断れ切れず食べても「ああ、お菓子食べちゃった……」と罪悪感で味が分からない。

私って、こんな状態を求めていたんだっけ?
養生を通してどうなりたかったんだっけ?

養生の取り入れ方を今一度見直す必要がありました。


そもそも何のために養生を始めたんだっけ?


行き詰まりを感じたら初心に振り返ってみる。
そもそも、私は養生を通して「どんな状態になりたかったんだっけ?」と改めて考えてみることにしました。

養生を通して……

・健康になって毎日穏やかな気持ちで過ごすため
・アトピーを改善して、積極的に外出や旅行を楽しめるようになるため
・寝込みがちな状態から脱出して行動範囲を広げたい
・食べることが大好き。だからご飯を美味しく食べれて、美味しいものを食べても不調にならないようにするため

改めて振り返ると、私は「養生を通して健やかな体を持ち、毎日を楽しく生きたい」と思って始めたのでした。


そうなると、
「ストレスが爆発してドカ食いをしてしまうこと」も。
「食べるものを制限しすぎて食事が楽しくないこと」も。
ずっと「我慢しなきゃ」と自分を追い込むのも。
それらは私が望んでいる結果じゃない。

私が目指したいのは「無理のない養生で、でも心身ともに健やかでいること」だと再確認することができたのです。


真剣さとゆるさは共存できる


結果として「ストイック」になりすぎて、望んだ状態から逸脱してしまった私ですが、だけど忘れてはいけないのは「ストイック=悪」ではないこと。


ストイックに養生と向き合ったことで得たプラス面ももちろんあるからです。


症状が重たい場合はどうしても控えるべき食材はありますし、ストイックに向き合ったおかげで全体的な体調が底上げできた事実だってあります。

それに、私がストイックになった理由は「養生に対して真剣」だった証でもあります。その真剣さを「悪」にする必要はないと思っています。


でも、同時に必要なのは、心身ともにヘルシーでいられる「ゆるさ」をあえてつくること。


私は「胃腸の不調がある程度落ち着いた」と感じたら、その日の体調を考慮しつつ「食べる楽しみ」も増やしていきました。

基本は「白米+お味噌汁」の食事ですが、たまに外食したり、おやつも食べることにしています。



ゆるさを受け入れて「食べちゃダメ」という気持ちから解放されたら、ストレスが大幅に減りました。
胃腸ってストレスの影響をめちゃくちゃ受けるので、結果としてゆるい方が胃の不調改善につながることに。


なにより、家族や友人が「どうぞ」と差し出してくれたお菓子を「ありがとう」と感謝して受け取れることが嬉しい。


養生を続ける工夫は「ゆるさ」を受け入れて、「ストイック」と行ったり来たりできることです。



「養生を続けているけどしんどくなってきた……」という方は、
・自分は養生を通して結果どうなりたいのか?
・自分にとっての「ゆるさ」と「ストイック」ってどの程度なのか?

を一度整理してみるといいかもしれません。


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