魅力的な人の共通点って
ある工事現場にて
先日、ある工事現場へ行ってきました。新しいことにチャレンジした建物で、その技術を見学するのが目的でした。
ところが、行ってみて、説明や資料、実際の建物を見るうちに、技術だけではなく、何か心に強く響くものが・・・・
これって何だろう? 帰り道で考えていたのですが、それは・・・・ このプロジェクトにかける、関係者たちの想いが、胸にせまってきていたのでした。
現場で話を聞くうちに、
「いいものを作って、この地域をよくしたい! 後の世代に素晴らしい建物や環境を残したい!」
という思いが、ひしひしと伝わってきました。そして、
「この技術を成功させて、夢や希望をかなえたい! その先にある、キラキラしたステージへいくのだ!」
という、わくわく感も感じました!
今までにないことに挑戦しているので、思いどおりにいかないことや苦労も、とんでもなく多いだろうと思います。でも、施主、施工者、設計者が、同じ想いで力を合わせているのがわかりました。
特に、建設会社の社長さんと話ができたのですが、このプロジェクトへの愛をすごく感じました。
情熱ってカッコ悪いと思ってた
若い時って、「感情」なんて邪魔なものだと思っていました。
「感情」があるから、暴走したり、失敗したりする。「感情」を押し殺して、勉強や仕事に集中するのが、そつなく生きていく方法だ。ましてや、夢や希望に熱くなるなんて、後で失敗することを考えたら、恥ずかしいし、カッコ悪い
って。
魅力的な人の共通点って
でも最近、ちょっと考えが変わってきました。
先日お会いした建設会社社長もそうですが、この人に会うと、元気がでる! わくわくする! ていう人いませんか? 私のまわりにも、何人かそんな人がいます。 そんな方の共通点ってなんだろう? て考えてみました。
それはやっぱり、夢や情熱を持っている、っていうことだと思います。
建築関係の方だと
「素晴らしい建築をつくりたい」
「素晴らしい建築文化を後世に残したい」
「耐震技術を普及させて、地震の被害を減らしたい」
という想いや、建築外の業種でも
「この仕事で地域に貢献したい」
「新しいことに挑戦したい」
という想いが強く、それに向かって努力し続けている人がいます。
「夢」って若者の特権なのかと思っていたけど、そうではなくて、いろいろと経験を積み重ねてきたからこそ芽生えた夢や、挑戦できる夢があるなと思います。
お金や地位や名誉も大事だけど、それだけじゃない、スケールの大きい夢。
そんな人のそばにいると、自分も希望がわいてくるような、明るい未来のために頑張ろうって思えてきます。
自分も、もう、40歳超えたんだから、カッコつけずに、なりふり構わず、情熱をもってやっていけばいいのかもしれない・・
素敵な方々の前で、恥ずかしくない人間でいたい!
そんなことを思った現場見学会でした。