なめたけ

恥の多い生涯を送ってきた27歳。 生きづらいけど、生活や仕事の中で模索し、もがきながら…

なめたけ

恥の多い生涯を送ってきた27歳。 生きづらいけど、生活や仕事の中で模索し、もがきながら生きていく、だれかに届けたい備忘録。

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自分を受け容れること、これから新しい物語をつくっていくこと。

子どもの頃、 怒られるときは叩かれるのが普通だとおもっていた。 自分が悪いことをしたから、親の期待通りに行動しなかったから怒られた、だから叩かれても仕方ない。 そう言い聞かせていた。 それと同時に、壁際に追い込まれ 父から殴られたり蹴られたりしている間、 (いますぐ包丁をもってきて殺したい) と、小学校低学年にして 結構本気めの殺意を覚えたのを いまでも鮮明に思い出せる。 でも、同じアパートに住んでいた同い年の友達が 家の外に閉め出されているのを見たことがなかった。

    • 苔テラリウムの世界。

      手のひらにおさまる、小さなジャングル。 鮮やかな緑がしっとり水を含んで光に照らされて、雨上がりに生き生きとしている木々みたい。 そんな苔テラリウムが 最高に可愛いので、きいてほしい。 以前、グラストモスという小さな苔テラリウムを トイレに置いて癒されていたのだが、 どうやら光が不足していたみたいで 茶色く枯れてしまい、お別れをした。 植物を育てるのは向いてないな…と諦め、 職場のパソコンのデスクトップを 苔テラリウムの画像にして眺めていたら、 退職時、同僚から本格的な

      • 来年の2冊の手帳の使い方について考えてみた

        2024年の手帳会議をしました。 その結果、この2冊に決まり、 ペラペラとめくっては、来年の予定やワークを 少しずつ書き込んでいます。 pure life dialy 『感性をみがく』という言葉に惹かれて購入。 TO DO思考を手放し、 TO BE思考でありたい自分へ。 日の長さを感じる手帳 ミドリ 日の長さを感じる手帳 手帳 2024年 B6 ウィークリー 薄紫 22289006 (2023年12月始まり)amzn.

        • わたしの脳内手帳会議2024

          外に出ると、ひんやり気持ちいい 秋の風を感じるようになってきましたね。 十五夜の今日は、月見団子をつくる予定です。 9月は来年の手帳が続々と発売されはじめますね。 noteでいろんな方の手帳会議を読み漁っては Loftに偵察に行き、わくわくうずうずしています。 そんなわくわくを提供できる一人になれたらなぁ、と思いまして、 わたしの脳内手帳会議をお届けします。 少し長くなりますが、 よければ最後までお付き合いください! 一昨年使った手帳 社会人3年目までは、仕事用

        • 固定された記事

        自分を受け容れること、これから新しい物語をつくっていくこと。

          人と暮らすということ。

          実家をでて一人暮らしを始めて、 気がつけば9年が経った。 実家暮らしのときは、いつ怒り出すか分からない地雷のような父と、その地雷を踏み抜いて被爆する母がいて、 そのご機嫌とりやフォローのために、 生きる力を消耗させていた。 ノックもせずいきなり部屋に入ってくるので、家族の足音に過敏に神経を研ぎ澄ませ、 自分の部屋に近づいてきているのか、なにについて怒鳴られるのか、必死に考えて疲れ果て、 逃避するようにひたすら惰眠を貪っていた。 大学生になって一人暮らしを始めて、解放感に

          人と暮らすということ。

          季節の変わり目、低気圧と不調ってしんどいよね。

          ただいま心身が絶不調のなめたけです。 5月、6月の季節の変わり目、天気や気温、湿度が大きく変化する時期、お身体の具合はいかがですか。 わたしは社会人になって5年間、この時期に必ず体調を崩しています。(ドヤ顔) 1年目は謎の高熱(新社会人で張ってた気が緩んできた?)、2年目は吐くほど咳が止まらない気管支喘息、3年目はギックリ首と、 10代の頃には経験したことのないご新規の体調不良と出会いました。 転職後の4年目は気分の落ち込み、5年目の今年は肩こり首こり片頭痛と不眠とい

          季節の変わり目、低気圧と不調ってしんどいよね。

          おしゃかわJSのバイブルが、アラサー女子にもめちゃくちゃ参考になった。

          子ども関係の仕事をしているわたしが、 本日偶然出会った一冊。 表紙の絵柄からみておわかりの通り、 おしゃれ好きな小学生女子向けの 可愛らしいファッションBOOK。 かと思いきや、 その内容は目が飛び出るほどに本格的で濃厚で 27歳女子(?)が仕事のすきま時間を縫って 読みふけってしまうほどだった。 Lesson1のファッションでは、 “トップス”  “シルエット”といった用語についての 丁寧な解説からはじまり 色や柄の組み合わせや、着回しや小物の取り入れ方、 Lesso

          おしゃかわJSのバイブルが、アラサー女子にもめちゃくちゃ参考になった。

          「ミステリと言う勿れ」8話までの感想と考えたこと。

          菅田将暉さん主演の月9ドラマ 『ミステリと言う勿れ』。 毎回、思ったことを率直に言葉にする整くんに たくさん考えさせられて、憧れる。 そんな整くんに深く深く考え人に話すことの きっかけを与えた人物、水川あさみさん演じる 美吉喜和という人物が登場して、 少しずつ整くんの過去を垣間見る場面が増えてきた。 この記事では8話まで観てきた感想と わたしがただただぼんやり考えたことを 整くんのようにはいかないけれど、呟いていきたい。 ※以下、ネタバレを含みます 炎の天使編(6、7話

          「ミステリと言う勿れ」8話までの感想と考えたこと。

          生きていることを忘れてしまわないために、手帳に書き残す。

          ◆◆◆ 親友のnoteに触発され、ほぼ日手帳を買った。 A5サイズはちょっとハードルが高そうだったので ひと回り小さいA6サイズのオリジナル。 カタチから入ったら続くような気がして 一目惚れした手帳カバーも奮発しちゃった。 ネットで買ったのが届いて、 予想通りのカバーの可愛さと 予想以上の本体の分厚さに笑ってしまった。 カバーを装着して、感動のフィット感。 青空にかざして写真を撮った。 ◆◆◆ 先週投稿した記事を多くの方が見てくださり スキもたくさんいただいた。

          生きていることを忘れてしまわないために、手帳に書き残す。

          転職してよかったことと、心残り。

          昨年の春、 新卒から3年間やってきた仕事を辞めた。 高校2年生の頃からその仕事に就きたいと思って福祉系の大学を目指し、大学生のときはその仕事に就くために必死に子ども福祉のことを勉強し、あちこちの講演や研究会、フィールドワークに参加した。 そのときのわたしにとっては、 ”これしかない!”と思える職業だった。 目指し始めたきっかけは、 2011年の大津の子どものいじめ自殺事件から 次々といじめ自殺の問題が大きく報道され、 わたしの身近でも いじめ自殺の問題が起こったからだ。

          転職してよかったことと、心残り。

          トイレの小さな癒し。

          先日、手のひらにちょこんと乗るくらい 小さなコケリウムを購入した。 東急ハンズでたまたま見つけて一目惚れし、 長時間居座りがちなトイレで育て始めた。 苔には不思議な魅力がある。 子どもの頃からなんとなく好きだった。 触るとしっとり柔らかくて、ひんやりしている。 至近距離で見ると小さな森みたいだ。 ずっと見ていると自分までも小さくなって 苔の森の中に吸い込まれていくような感じがする。 スナゴケという種類で、日光を好むみたいなので 日中仕事で不在のときには窓際で日向ぼっ

          トイレの小さな癒し。

          月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」が最高すぎる。

          先週から始まった菅田将暉さん主演 月9ドラマ「ミステリと言う勿(なか)れ」。 天然パーマの大学生、久能 整(くのう ととのう)くんがさまざまな事件や謎に巻き込まれ、 『僕は常々考えているんですけど…』から始まる 余談の中で紡がれる言葉がとても深く、はっとさせられる。 彼の“余談”が“本編”なのだ。 マンガアプリで少しだけ読んだことがあって、 ドラマもとても楽しみにしていた。 整くんは男性だけれど、 どこか女性側の目線から意見を言うことが多い。 (男性だけど、男性なのに、

          月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」が最高すぎる。

          ボディポジティブまでの長く暗いトンネルにひとりぼっち。

          サイズや形、肌の色や身体的特徴に関係なく、 自分の身体も他人の身体も ありのままに愛そうとする運動、ボディポジティブ。 イラストレーターであり漫画家の haraさん(@hara_atsume)が ご自身の摂食障害や体型へのコンプレックスのなかで ボディポジティブという考え方に出会い、 変化した価値観や生活を 漫画やTwitterで発信されていたことで知った。 なかでも印象的だったのは プラスサイズの人が運動しようとすると 「痩せたいんだ」「細くなりたいのね」と一概に解釈さ

          ボディポジティブまでの長く暗いトンネルにひとりぼっち。

          希死念慮のある自分のために「ゆるく生きる」をはじめたい

          寝不足のなかアラームの音で毎朝起こされ、 眠くてあかない目にコンタクトをねじ込み 肌荒れをメイクで誤魔化し、 職場では結ぶのにとりあえず髪を整え 体裁のためにたまにお弁当を作って出社する。 職場での人間関係の摩擦 聞こえてきてしまうコソコソ話 他者に向けられた悪意 なんてことないはずの日常の雑談 自分のためだけに稼働してくれないエアコン 共有していることで思い通りに整わない机上 人が背後を行き来したり 同僚の動きやタイピングの音も気になる。 話していてもやっと浮かんだ不快

          希死念慮のある自分のために「ゆるく生きる」をはじめたい

          小学生のとき同級生からうけた性暴力。

          相手は仲のいい男の子だった。 一緒に遊んでいたときのこと。 今でも鮮明に覚えている。 その日も、ただ遊んで、学校の話をして、 漫画の話をして、恋愛の話をして、 夕方になり帰ろうとした時。 「話をしよう」と言われて 建物の陰に引き摺り込まれた。 肩を組まれ、強引に襟から手を入れられ、 握り潰すように胸を掴まれた。 襟が引っ張られ、 わたしの首が絞まるのを見ると 「苦しそうだから」と ブラウスのボタンを外され、 襟元から中を覗かれた。 「もう帰る時間」と言って 掴ん

          小学生のとき同級生からうけた性暴力。

          大人になった今でも怯えている父の暴力。①

          わたしが小2のころ、母に尋ねたことがある。 “なんでお父さんと結婚したの?” 別におませな女のコが 両親の馴れ初めや結婚の経緯に 興味があったわけではない。 なぜこの父という人間を選んだのか、 理由が聞きたかったのだ。 母が“父”と結婚した理由を知れば、 そういう良いところもあるんだ、と 好きになれるかと思った。 でも、母は困ったように笑って 「なんでだろうね」 と答えた。 父と母の口論は、激しくなっていくと 父が大声で 「うるせぇな!」 「いい加減

          大人になった今でも怯えている父の暴力。①