あぁ今日はいい日だった
4月から私の生活は大きく変わった。
家族のこと、自分のこと、変えたというよりも変わらざるを得なくなった。
最初の方は心が落ち着かず、いつもそわそわして宙に浮いてるような。
集中力もなくて、ただ過ぎる1日。
自分では消化できない気持ちでいっぱいになった時、決まっていつも本を読んでいるのだけど、今回は吉本ばななさんの作品を数冊読んだ。
エッセイだからリアリティもあるし、その時どういうことを思ったのか、ばななさんの経験が私を励ましてくれた。
小さな願いを叶えてあげる
ここ数ヶ月、やる気が起きなかった。
何がしたいとか、これが欲しいとかそういう欲がなくなった。
元気がないと、欲もなくなるんだというのは家族の姿を見ていても思ったし、自分にも起きた。
欲が少なくなると、あれをしたいから頑張ろうという活力がなくなっていく。そうすると負のスパイラル。
あぁ、これはだめだと思っていた矢先に、ばななさんの本で、自分の欲を叶えてあげることが大事という話があった。
小さなことでも良い。
たとえば今日お肉が食べたいと思ったら、焼肉?とんかつ?食べよう。そういう小さな願いを叶えていこうという話。
シンプルなんだけど、これは意識的に取り組んだ方がいいなと思った。
本当はやりたいことを書き出してみようかと思ったけど、敢えてそうはせずに衝動的に思った欲に従ってみようと思った。
お昼の1人飲み
かねてよりやってみたいと思ってたけど、なかなかタイミングが合わなかったことが1人飲み。
飲屋街だとお店に人がいっぱいいるから、ちょっとなぁと気が引けてしまっていた。
そんな時にたまたま通った駅ビルの中にクラフトビールのお店があった。
お酒も飲めるなぁという気分だったし、人も少なくて、「行けそう」と直感的に思った。
でも一旦通り過ぎて考えてみた、他にもいいお店あるかなって。
私は定食が好きなので大戸屋があったら迷わず入ってしまうから笑
大戸屋はなかったし、他もラーメン屋さんくらいしかなかったので、戻って思い切って入ってみた。
ビールを頼み、おつまみになりそうなものをいくつか頼んだ。
からあげは大きめのものが4つ出てきた。
正直1人で飲むには多かったけれど、なんかそこも学びだなって思った。
まずは前菜を1〜2品頼んで、そのお店のボリューム感を感じたり、からあげは大きさを事前に聞いたり。
ちょうど良いを探っていくのも発見だ。
1人飲みは3000円くらいだったから、お昼にしてはコスト高めだけど、何だか気持ちはすっきりした。
この後、突発的に友人を誘ってお茶もした。
「あぁいい日だったなぁ」
そう思えたから今日の行いは私にとって大正解ということだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?