手品アーカイブについて
今日はオー先生と会った。地域資料の話になって、大阪市立図書館の「思い出のこし」という取り組みを教えてくれた。「ほらこれー、面白いのがあるんだよー」と言ってLRGの31号を持ってきてくれた。最新号だ。(((気になっていたやつ。)))今回は福島さんが書いているので図書館に入ったら読もうと思っていた。LRGは読むたびに刺激をもらえる。読むたびに、こういう活動を手品でもしたいなと思う。そして今回の「思い出のこし」は手品界でも絶対にやろうと思った。
最近思っているのですが、わたし個人の手品の力(手品をつくる力・演じる力・発信/広める力)ってあんまりないなって。でも手品師から話を聞いたり、見せてもらったりする力はすこしくらいあると思っていて。今回このコロナのこともあって、手品道具を自分で収集するのには限界があるなって思ったんです。あと手品師にインタビューをして自分で記事(資料)をつくるのにも限界があるなって。あまり面識のない老手品師にいきなり依頼して、電話での取材をお願いするのは失礼だし。きっといい記事できないだろうし。メールはやってるけど、LINEとかzoomはやってませんみたいな方がいたり...。もちろんインタビューは続けていく予定ですが。(最近も、手品師数人に9月末にインタビューさせてくださいってお願いして少しずつは動いてはいます。)取材交渉、取材、軽い校正、投稿を全部1人でやってるので1記事つくるのにすごく時間がかかる。量産できない。
やはり、もっとこう、他の人たちと連携しなきゃなって思うんですよ。すごく。もしくは、手品師が自分たちでアーカイブできる世の中をつくりたいなって・・・。今わたしがつくっているテンプレに全国の手品師たちが自分たちで自宅にある手品の資料を打ち込んだらすごいデータになるんじゃないかなって思うんです。誰でも気さくに手品のアーカイブをつくれる世の中って素敵だなって。それをオープン(※)にしたら手品師たちのネットワークがすごいことになるんじゃないかな・・・なんて妄想しているわけです。今はまだ妄想ですが、そう遠くない未来にこれが実現するような気がしてならないんです。なんかすごく面白くないですか。情報がどこにあるのか、どうすればアクセスできるのかを示すってすごく良くないですか。
※タネを明かすのではなく「情報の所在を明らかにする」こと。
みんなの自宅に眠っている手品資料の豊かさについて今一度考えてみませんか。
もし手品アーカイブにご興味ある方は、お気軽にご連絡ください。もしくは「#手品アーカイブ」で投稿お願いします!
https://twitter.com/magic910_mai?s=21
将来、手品師さんに「思い出のこしをしたいのですが、すこしお話聴かせてくれませんか?」って言いたい。
まい