今の私は、環境は、浦島太郎かもしれないな・・・【182目】
香川に来ました。
宮古島から8人の先輩社長らが合流。
合計12人の旅。
浦島太郎伝説の三豊市へ。
地方創生モデルの見学。
色々見て感じた事は、
地方で暮らしたい人と、
稼ぎたい人の違いがありそうな。
暮らしたい人が多ければ、
何だか素敵な街になるように思います。
私たちの住む宮古島は、
どちらかと言えば、
稼ぎたい人が多い気がします。
もちろん、観光地はそれぞれで
求められるモノが違い、空気感もお客さんの
雰囲気も全く異なります。
そして、今後の人口減を考えると
観光地はお客の取り合いになりそうです。
かと言って、某大国インバウンドに集中すると
国内客を失います。
開発の進む宮古島の現状は賛否両論。
クルーズ船は今年再開。
ただ、どこの地域も歴史や文化がある。
この歴史文化が最も大事なように思います。
今回、訪れたいくつかの地域。
空襲に合わずに歴史的建造物が残る街。
それが故、木造3階建てのような
今では建築不可な建物があったり。
昭和の遊郭やスナックの雰囲気をそのままに、
宿やコワーキングスペースとして再活用。
廃業の酒蔵をリフォームした宿泊施設。
古民家をそのまま活かした飲食店&オフィス。
冷凍食品会社の倉庫を活かしたカフェ&宿。
などなど、新たに作る事はできない
歴史が織りなす風情あるモノたち。
いずれも、町の景色(歴史)を
変えないようにした取り組み。
とても素晴らしいです。
また、これらに関わる人達が楽しそうに
これまでの経緯や今後のビジョンを
語っているのも印象的でした。
皆さんに共通しているのは、歴史文化を通して
コミュニケーションを大切にしている事。
開発で豪華なリゾート施設が作られても、
私達はやはり島の歴史文化だけは守らなければ。
同時にリゾートのキラキラ感や、
自分自身の現状を
竜宮城とするならば、
浮かれていては楽しい毎日。
物語と同じく、楽しさに惑わされ
気付いた時には時すでに遅し・・・
かもしれない。
後で玉手箱に手を伸ばす。。
「田舎」という同じワードではありますが、
当然ながら全く異なる環境。
それぞれの課題を共有しながら、
活かせる部分は取り入れていきたいと
思った次第です。
ホント、改めて今の宮古島が
いかにバブルであるか、
また、
もしかすると今の仕事は
バブルから生まれているのも多いだろう
と考えさせらる時間でした。
他地域に暮らす人達の考えや思いを
自分自身に取り入れつつ、
足元ををすくわれないよう
ブレない軸を作ります。
ありがとうございました。
※写真は三豊市です