自分の地域の事どれだけ知ってますか?今後、移民が増えると・・・【208目】
先日のアテンドで質問された事。
Aさん「島に祭りはありますか?」
私「もちろんありますよ!」
Aさん「へー!(目が輝く)何を祀る祭りですか?」
私「・・・」
その後、知っている限りの
祭りの詳細を伝えて
事なきを得ましたが。。
私も色々関わってはきたので、
知識はゼロではなく、
経験も踏まえて話させて
いただきました。
ただ、相手が望んでいた
解答であったかと言われれば
微妙かもしれません。
「全く知らないんすよね、興味ないんで!」
それでもアリといえばアリ。
一方、
アテンド初日の朝に
御嶽参拝からスタートする
スケジュールを提案しました。
この日はちょうど旧暦の15日。
なので、
島で格式ある「御嶽(うたき)」を
参拝してからスタートしましょうと。
旧暦文化が残る島では、
旧暦の1日と15日は大切な日。
また、その御嶽では
旅の初めに「旅の安全」を
祈願する観光客(リピーター)も
多いことで提案しました。
私は参拝するのみの
つもりでしたが、
現地に到着、参拝と合わせて
歴史を語る先輩社長。
その姿は圧巻でした。
前々からのスケジュールなら
調べる時間もあるでしょう。
当日朝に決まって
すぐスタートしたのにも
関わらずです。
生まれ育った地であり、
生活と生業の地なのに・・・
薄っぺらい私を
痛感した瞬間でした。
知らなくても生きていると
言えばそれまで。
実際にそうですから。
しかし、よく考えると
どちらが価値があるか。
今後、歳を重ねていく中で
「知らないんすよねー」では
通用はしないと思います。
通用!?ってなんだ!?
ともなりますが。
実際に地元より移住者の方が
土地や歴史に詳しかったりする
現実があります。
東京の人が東京タワーに
行った事無いというのと同じです。
その超ミクロ版が
ここでも起こっているのです。
さらにいえば、
今後、人口減で外国人労働者が
増えに増えた場合。
地元の人間として、
地元の事を知っているか
知らないかは大事に
なるように思います。
訪れる人は地元だからこその
情報が聞きたいわけで。
事だけでなく、
人の繋がりも然り。
それは子供たちにも
大きく影響するでしょう。
教えることのできる親と
無知な親。
ここまでくると、
歴史文化の話を飛び越えて
壮大な話になりますが。
一言でまとめると
「日々学び」に尽きます。
ここには昔、
大きなスーパーがあって〜
パチンコ屋があって〜
ではなく、
江戸時代に徳川家の〇〇が
この地で〜〜というような
歴史に人は惹かれる。
アメリカでの生活が長い知人も
こう仰っていました。
向こう(アメリカ)では、
日本人の私に対して
歴史の話を求められる。
特にビジネス界隈では。
黒船であったり、
侍(戦後時代)などなど。
そこで、何も話せないなら
そこまでの(つまらん)奴!
というレッテルを貼られるような
空気感が流れると。
まぁ、どこまでいっても
上を見ればキリなく、
下を見てもキリがない
話ではありますが。
ただ、言えることは、
目の前の仕事に追われている
レベルでは、一生このままだな
ということですかね。
取り組みなければ
得るもの無し。
また今日からスタートです。
ありがとうございました。