#115 電子書籍より本を買う

こんばんわ。

私は漫画はほとんど電子書籍で買うが、その他ビジネス書や経済書・参考書等勉強に使うモノは本で買っている。

漫画やゲームは娯楽であるため、空いた時間があれば頑張らなくてもそれに流れる傾向がある。漫画を読み終わったら、あるいは読んでいる途中にスマホでネットサーフィンをしだしたりすることもある。だが、それでいい。

一方で、参考書や経済書等を読むのは少しばかり力が必要となる。こんな時にネットに近い電子書籍だと作業は一向に進まない。もちろん、好きな分野の書籍であればスイスイ行けるが、必ずしも全てがそうではない。

専門外の事を学ぼうとすると、まずしっかりと腰を据えて向き合う必要がある。難しい部分があっても理解するために考える必要がある。それ故に、逃げやすくなる。

そして大抵、半分くらいで満足して逃げてしまう。

だから、本で買って目に見える形で置いておき、日常生活の中で嫌でも目に入るようにする。

そうする事で、あれ難しくて読んでないなぁとか、面倒くさくなって読んでないなぁというプレッシャーを常にかけられる。

私の経験上、そのプレッシャーによっていつかどこかの私がやる気を出して必ず読んでいるのだ。トイレで読んでみたり、遠出のお供に持って行ったり。

逆に勉強のための本を電子書籍にしてしまうと私の場合絶対読まない。目に見えないデータとしてiPadの中に入っているモノを日常生活で認識する事はない。

なので、漫画を読もうとしてチラッと視界の端にサムネイルを見かけたところで「あぁ、こんなん買ったな」と思うだけで素通りする。

ちょっと目次を見るという事すらしない。ワンタッチで済むはずなのに、逆に本よりも心理的にアクセスしにくくなるという事態が起こっている。

本来「面白そうだな、勉強しよう」と思って買った本なのにもかかわらず、電子書籍になると一度視界から消えると全く見向きもしなくなる。

これはすごく個人的な事だろうが、そもそも電子媒体からだと情報があまり頭に入らない事が多い。学生時代も結局なんやかんや紙に書き写して勉強していた。


要は何が言いたいかというと、参考書や知識を付けるための書籍は本で買わないと私のような怠け者は読みませんよという話。

電子書籍はとても便利だが、当然ながら人によって向き不向きがある。

割と体力を使う書籍の場合(〇〇入門(大嘘)みたいなの)、本を買って1対1で向き合った方が積み本(積みデータ)が増えなくて済む。

ただ自己啓発系のビジネス書は、数字を出してゴリゴリの論理を理解するというのではなく、感性に訴えかけてくる内容が大半なのでこちらは電子書籍で十分かと思われる。

ふと気が向いたらでいいので投げていただけると手をたたいて喜びます!