【読書メモ】秋元治の仕事術
『こち亀』、大好きでした。
小中学生時代、世の中の最新トレンドは『こち亀』から得ていたかもしれない。電子手帳とかインターネットとか、『こち亀』で初めて知ったような気がします。
秋本先生が両さんとは違い温厚な方だというのは存じ上げていましたが、40年間休載無しというバイタリティと発想力の根源を垣間見ることができる一冊です。
1.やっかみは時間の無駄
仕事のできる先輩がいれば「あの年になったら、あのぐらいになれるようにがんばろう」と思い、年下で仕事のできる子が出てきたら、応援して仲間になる。
嫉妬心はもちろん、競争心も強すぎると疲れてしまう。ライバルが次から次へと現れる世界では、いちいち周りを意識していたらキリがない。だから秋本先生みたいなスタンスでいられるときっと楽だろうなぁと思いつつ、なかなか難しかったりもする。
2.仕事では常に敬語で丁寧に
秋本先生は、仕事での会話はどんなときにも必ず敬語を使うそう。アシスタントは敬語ではないにせよ、必ず「さん」「くん」付けで極力丁寧に、を心掛けているとのこと。
これは私も気を付けています。年下だから、後輩だからといって「偉そうにする」のは違うと思うので。でも、いわゆる師弟関係みたいな漫画家とアシスタントの関係でも敬意を大切にしているというのは興味深く…
3.批判より評価を糧にする
僕が批判を冷静に受け止められるのは、そもそもそんなものだと思っているから。誰もが認めてくれるような仕事なんて、絶対にできるわけがありません。
その前提で、批判は無視し、ほめてくれる人をもっと喜ばせるために頑張るというスタンス、確固たる自分あってこそだと思いますが、お手本にしたいところです。
To Do
①「秋本先生ならこうするな…」と発想してみる
②まじめに誠実に・でも柔軟に&楽観的に
③「ピンチはチャンス」は間違いなく真実(って先生が言ってる)
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