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クジラの歌を追いかけて ~韓国語との出会い2~
※こちらは私と韓国語との出会いから実践してきた勉強方法をまとめたシリーズです。
BTSの歌詞で学ぶ文法シリーズが読みたい方はこちら読み飛ばしていただいて問題ありません。
前回のあらすじ
2021年7月、東海オンエアをきっかけにBTSと運命的な出会いを果たした私。
知りたいのに言葉が分からないというジレンマを抱えながら沼に足を踏み入れていた。
前回の内容はこちらから
2021年9月
沼にハマって二か月。
毎日butterばかりを聴いていた私もついに他の曲を聴き始める。
これは意見分かれるところだと思うけれど音楽を聴くときに
歌詞より楽器やリズムを重視する派
と
歌詞や歌を重視する派に分かれる。
私は断然後者で昔から歌詞を重視して音楽を聴いてきた。
この曲がランダムで流れるたび、いい曲だな、どんな歌詞なんだろうと思い『소우주(Mikrokosmos)』の和訳動画を見た。
어쩜 이 밤의 표정이 이토록 또 아름다운 건
Oh 저 별들도 불빛도 아닌 우리 때문일 거야
(中略)
서로가 본 서로의 빛
같은 말을 하고 있었던 거야 우린
가장 깊은 밤에 더 빛나는 별빛
『もしかするとこの夜の表情がこんなにも美しいのは
あの星たちでも明かりでもなく僕たちのせいなんだよ
中略
お互いが見たお互いの光
同じことを言っていたんだよ僕たちは
一番深い夜にもっと輝く星の光』
布団に入って動画を見ながら私は号泣していた。
なんて美しい歌詞なんだろう。
なんて思慮深い人たちなのだろう。
振り返ればこれが沼から抜け出せなくなった決定打だったのだろう。
私はBTSを見てキラキラ輝いている光だなと思っていた。
その光を私は闇からひっそり気づかれないように覗いているつもりでいた。
でも違った。
ステージの上から見るとBTSにとってはアミボムつまりarmyこそが光なんだと気づいたとき鳥肌が止まらなかった。
ただの有象無象じゃない、一人の人間として歓迎されていると思った。
armyはBTSを光だと言い、BTSはarmyを光だと言う。
その関係性に心底惚れてしまった。
推しから「生きていてよ、大切な存在だから」って言われたことがなかったので、BTSの聴いている一人ひとりに思いを伝えるような(裏を返せば自分自身に言い聞かせているような)歌詞がたまらなく新鮮で胸を打たれた。
そこからは曲を聴くたびに歌詞や背景を調べ続けた。
韓国語の自由で奥深い表現、日本語とは違う言い回しが不思議で面白かった。
しかも韓国語は推したちの母国語。
それってどんなものなのか知りたい!
推しをもっと知りたいという気持ちが限界を超え、私は韓国語を勉強しようと決意した。
わぁ~~パチパチパチ
やっと韓国語の勉強にたどり着いた。前置き長すぎてすみません。
次回からいよいよどうやって私が韓国語を勉強してきたのか編が始まります。
次はこちらからどうぞ!