お母さんより 2022.9.4.
今回のお手紙は遅くなっちゃってごめんね。
きみも知っての通り、ここ数日はバタバタで、ようやくこうしてゆっくりお手紙を書くことができています。
その話は多分、次回のお手紙で、だね……
前回のお手紙……
生後7ヶ月までの歩み
保育園入園!
今スマホの育児日記を振り返ってみてみると、ちょうど生後6ヶ月になったその日に保育園に入園したんだね。
登園初日も泣くこともなく、でも不思議な表情で先生に抱っこされていたきみの様子を今でも思い出します。
入園して1週間くらいで先生にコロナが出てしまって2週間くらい登園自粛になって、久しぶりの保育園の時はべそかきさんだったけど、それでもすぐにニコニコ楽しんでる様子を連絡帳で教えていただいていたよ。
ちょうど保育園での夏祭りの予定があったみたいで、お母さんも園内で君と楽しい時間を過ごさせていただいたのもいい思い出。
ちょうちん作りやだるま落とし、プチ屋台にビニールプールでおもちゃすくいも。
まだおすわりもできないきみは見学が多かったけど、月齢の近いおともだちと一緒のおもちゃで遊ぶ様子も見れたりしてとっても微笑ましかった。
素敵な保育園に出会えて、本当によかったね。
卵アレルギー?!
離乳食もいろんなものにチャレンジしたこの期間。
いくつかの野菜とお豆腐は問題なしだったので、思い切って卵黄にチャレンジ。
ほんのちょっとの量を食べさせただけだったけど、食べてすぐと30分後に多量の吐き戻し。
その後は口の周りが赤くなって、病院に行ったけどアレルギーかもって診断されてしまった。
お母さんも小学校の頃、部活動終わりの疲労困憊の身体でかに玉を一気食いして蕁麻疹が出たことがあった。
それまで普通に卵を食べていたのに、突然そうなったみたい。
アナフィラキシー状態っていうのかな、呼吸困難になるくらい大変だったみたいで、ばあばはすごく心配したそうだよ。
お母さんも卵アレルギーだったのに、不用意にきみにも苦しい思いさせてしまって、本当に申し訳なかったし、離乳食も無理しないペースで少しずつ進めていこうって心を改めた。
まだアレルギーは確定診断じゃないみたいだから、卵はおそらく1歳すぎてから、小児科の先生とよく相談して少しずつ再チャレンジしていこうね。
哺乳瓶の乳首事件
これもお母さんの反省エピソード。
以前noteにも書いたね。
少しずつ、でも飛躍的にきみのコミュニケーションの幅は広がってきたと感じる一方、こうして大人の勘違いや思い込みできみを苦しめてしまうんだと自分を戒めたよ。
慣れてきた部分が大きかったから、自分の育児が根本的に間違っているんじゃないかと自問自答したり。
心なしか日々痩せていっているようにも見えて、最悪の結末まで頭をよぎってしまった。
そして結果的には、あまりに初歩的なミスというか見落としが原因だった。
半年というごくわずかな期間のうちに、完全に天狗になっていた自分に気づいたよ。
子育ては単純作業じゃない、自分よりも大切な生命を未来に繋いでいく大切な時間。
その上で深い愛情や幸せを感じさせてもらえる。
そんな尊い経験をさせてもらっていることを忘れずに、きみが心地よく暮らすことができる最大限の努力をしていくね。
いたずら心の芽生え
ずり這いもマスターしたことで、きみの行動範囲や思いつくことは随分と広がった。
本当びっくりなんだけど、ここ1ヶ月でおむつボックスを倒したり、除湿器やスマホのコードで遊んだり、お母さんのスマホをかじろうとしたり、本当に目が離せない!
今まで以上にきみの過ごすスペースに危険がないか配慮するようになったよ。
上の歯も生え、今では合計6本のちっちゃな歯が顔を出してるね。
まだまだ少し痒いのか、よくいろんなものを口に咥えて噛んでいるけど、お母さんの指やおっぱいもきみの歯固めの一つになっちゃったみたいだね。
思いっきり噛まれて「痛い!」って大きな声を出すと、ニヤリと笑ってお母さんの顔を覗いてくる顔がめちゃくちゃ好きです。
すっかりいたずらっ子に成長したきみ。
これからどんなやんちゃな姿が見られるかな?
楽しみでもあり、覚悟を決めてるところもあり、そんなお母さんです。
できることが増えました!
身体も随分成長して、上手な使い方を自然とマスターしていたみたい。
ずり這いしてたと思ったら四つん這いになってみたり、おもちゃのラッパを吹けるようになったり。
ちらっと書いたけど、離乳食だって本当にいろんなものを食べられるようになった。
それにそれに!
大好きな絵本の一節を読んで聞かせると、キョロキョロと探す様子を見せて、いくつか並べてみると真っ先にその絵本を選んでタッチして。
まぐれかもしれないけど、本当にいろんなことができるようになったし、意思表示までするようになったんだなと感動しちゃったよ。
きみを見ていながら最近思ったことがあるんだけど。
大人になると、脳みそも身体も、可能性の果てが見えてくるように思ってたんだよね。
「私ができる範囲はこんなくらいだな」とか、「これまでの経験的にこれくらいなら頑張れるかな」とか。
だから気づかないうちに挑戦のチャンスを自分から避けてしまったり、結果を予想できるくらいの範囲でしか行動できなかったししてしまう。
でも、赤ちゃんのチャレンジ精神や、その結果生み出される結果は無限大に感じるんだよ。
数秒後には全く予想してなかったことが起きるし、起こしてるし、それが楽しくてワクワクして。
そのワクワクが伝播してきて、お母さんも頑張ってみようかなって思える。
きみから本当にたくさんの刺激を与えてもらってるなぁって、最近そう思うんだ。
最後に
生後7ヶ月になった途端、本当に色々なことが起きて、少なからずきみも微妙な変化を感じ取っていたと思う。
まだまだ頼りないし、すぐに感情が揺れ動いちゃうへなちょこなお母さんだけど、これからも一緒に大きくなって行けたらいいなぁ。
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