自分の感情にさえ意味がなかった：思考の切り替え研究室

こんにちは
思考の切り替え研究室
室長のりなです・・・
・・・思考の切り替えや
人の心や精神世界について学び
人生を楽に楽しく生きる方法について
ひとり密かに研究しています。

今回も
その研究に関することを
書いていきたいと思います。

以前の記事で・・・

精神世界のことを
学んでいくと
ある地点で
「この世は無であり
全ての出来事や物に
意味はない」と知ります。

意味はないのだと知ると
その瞬間は
少しさみしさを感じますが
「何もないけど
全てがあるんだ」と
本当の意味で気付くのです。

と書きましたが・・・

このことに関して私は
無意識に例外を作っていました。

それは
自分の感情です。

ものごとに反応して
不安になったり
悲しくなったり
怒りを感じたり

そして
嬉しくなったり
楽しくなったり
自発的に感じる
これらの感情にも
本当は意味はないのですね。

意味はないのだと
分かったところで
仙人になりたいわけでもないですし
この感じる感情を
感じなくなることは
人間として生きている限り
できないので
もどかしく感じる部分です。

思考の切り替えでは
嫌なものごとの
良い部分に目を向けて
気分を選ぼうとするわけですが

実は感情の意味も
そのように選ぶことが
できるようなのです。

引き寄せの法則だと
不安を感じると
その不安に引き寄せられて
不安を感じる出来事が起こる・・・
そのように解釈をしてきました。

けれど
実は、自分が自分に対して
どう思っているか
その思い通りの出来事を
引き寄せているように
感じているようなのです。

だから例えば
「不安を感じてしまった。
不安なんて感じたら
嫌なことが起っちゃう！
感じちゃダメー！」って
感じた感情を否定していると

自分が自分に対して
否定をしているのだから
それが現実化して
嫌なことが起こってくるように
そう感じる。

どうやらそのような
仕組みになっているようなのです。

引き寄せの法則を
ネガティブな感情を
感じちゃいけないから
切り替えるのだと思っていると
なにか罠的なものに
引っかかっている感じがします。

潜在意識を変えようと
思考に深く潜っていくのも
とてつもなくパワーがいりますし
誰でもできることではなく
難解な感じがします。

本来は
不安を感じても
何も起こりません。

だって起こる出来事に
意味はないのですから。

でも不安を感じて
嫌だ辛いと思うのは
不安を嫌なものだ辛いものだと
信じ込んでいる自分がいるからです。

こんな不安を感じるのは
過去の出来事が
関係していると思って
探ってみてもいいですが

それをやってもやらなくても
まったく問題がなかったのです。

不安を感じたことを
問題だと捉えなくてよいみたいなのです。

実際、実践してみていますが
完璧にできるわけではないですし
始めたばかりの時は混乱しましたが
やっぱり楽です。

感じてはいけない感情は
ないのですから
こう感じたら
こう切り替えなくちゃ！と
頑張る必要もないですからね。

感じる感情を否定するのは
不自然なことなのだと思います。

感情は感じていい
そのあと思考でグルグルすることを
しないでおけばそれでいいんですね。

「あ、こう感じたんだな。」
ってやったらポイってやって
「この感情はああでこうで」なんて
意味を引っ張ってきて
ストーリーを作らなくていいんですね。

感情に意味をつけなければ
それは自分の体の中で動く
エネルギーっぽい何かです。

私の場合
絵を描くことが好きで
それをやって生きたいと思います。

けれど
とてつもなく大きな不安を感じて
息苦しくなったり
動悸がしたりします。

それは私の中で自発的に
大きなエネルギーを感じている
ということになります。

すると
「絵を描くこと」という
やりたいことに対して
そっちに向かっていけ！という
今はそれが正解！という
自分の中だけで感じる
確信みたいなものに変わります。

大きなエネルギーを感じないから
それは間違っているとか
そういうことでもないのですが
いわゆるHSP気質の人とかは
これ分かってくれるんじゃないかなって
ちょっと思います。

だって小さなことに対して
自分の頭や体の中や外に
大きなエネルギーを感じるわけですから
敏感にも繊細にもなりますよね。

なにかのエネルギーを察知する能力
そんなＳＦみたいな面白い能力なのでは？と
ひとりで妄想していました(笑)。

・・・という
私の認識と解釈の世界です。

だから
不安や恐怖
悲しみなどといった
ネガティブな感情というものに

それは悪いものだ
感じちゃいけないものだと
意味をつけなくていいんだと思います。

思考でグルグル対処しなきゃいけない
そんな感情なんてないと思います。
なんの問題もないのだと思います。

感じたら感じたんだね、と。

感情を感じることが
自然なことなのであれば
その感情を感じるために
感情というエネルギーを感じたい
味わいたいがために
私たちは生きていると
言えるのかもしれません。