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伝えたい言葉がある、感じてほしい色がある。
絵を描き始めて
思ったことがあります。
それは
私には伝えたい言葉と
感じてほしい色がある
ということです。
というのも
私は信じているんです。
言葉と色の大きな力を。
気が付けば生きづらさを感じて
それでもなんとか
もがきなが生きてきた中で
本やアニメ
ドラマや映画の中
車の窓から見える広告でさえ
気付きを与えてくれる言葉たち。
そのメッセージは
行動のきっかけをくれたり
苦しさを癒してくれたり
こだわりをほどいてくれたり
たった一言が人生を変えたりします。
そして
色で感じる温度や感情は
大人になって学んだ
心理的な効果を知る前から
感覚としてそもそも感じていて
それは活力になったり
癒しになったり
安心になったり元気になったり
色の放つ波長のエネルギーには
本当にすさまじい力があると思います。
落ち込んでいても
なんだか気分がモヤモヤしていても
美しい花の色を見た時の
目が喜ぶ感覚はもう
幸せとしか言いようがないですよね。
私は私が信じていることを
発信しているのだなぁ、と
改めて感じました。
そして私が発信したものが
ありのままの自分でいられなくて
生きづらさを感じていたり
人生に起こる様々なことで
落ち込んで苦しかったり
感情に振り回されて
疲れ切ってしまっていたり
そんな誰かの
お役に立てるのではないかと
そんなことを信じているんです。
刺繍はもうできません。
刺繍は私にとって使命ではなく
手段でしかなかった
今となってはそう思います。
私の絵なんかじゃダメだ・・・
そんな不足感からきた
手段でしかなかったんですね。
もちろん
夢中で刺繍をしている時は
その静かな無の時間は
あの時の私には必要なものでした。
だから私の中で
刺繍は役目を果たしたんだと思います。
なぜそう思うのかというと
今までの全てが
今の私を作っているのだと
絵を描いていても感じるからです。
何一つ無駄じゃなかった。
作品を作ったことも
買ってもらったことも
図案を作り続けたことも
みなさんとのつながりも
それ以外のすべてのことも
素直に表現しようとする
今のこの私にとって
すべてが必要なことでした。
活動に変化があると
時々いままでを振り返ります。
振り返る度に
やっぱりすべてが必要だったと思うのです。
私生活では
夫がアルコール依存症や
うつ病を発症して
1年半の休職中に
薬とアルコールでおかしくなって
泣いてケンカしても
翌日記憶がなかったり
良くなってきても
うつ病になる前と
同じように働こうとして
悪化してしまったり・・・。
私はというと
どうしてもパートを
長く続けることができず
何度も何度も変えてきました。
夫はうつ病で
私は社会不適合者で
収入はギリギリで
好きなものは買えないし
時には手放さなくてはいけなかったり
幸せな瞬間はもちろんあるけれど
しんどいことばかりだった。
だからこそ
自分は自分らしく
自分が無理なく楽しくできること
そして誰かの役にたてること
それは何なのか
何度も考えるきっかけになって
内向的でなかなか行動を起こさない
そんな私を突き動かしてくれたんだと思います。
結婚から7年目の今
当初のしんどさは減って
私たち夫婦は少しずつ変化しています。
夫は去年やっと
部署を変えてもらい
なんとか充実感を感じているようですが
きっとまだまだ変化していくでしょうし
私もやっと
シンプルに素直に
ずっとやりたかったのに
怯えて見て見ぬフリをしていた
絵を描くということに辿り着き
そしてまだまだ変化していくでしょう。
それでも変わらないのは
言葉と色の力を
信じる気持ちです。
そしてその力を信じている限り
私は自己表現をして
発信を続けていくのだと思います。
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