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サクラクレパスのイラストメイキング「クロッカスと猫」 | 形から入ることに慣れると忘れてしまうもの
みなさまこんにちは、りなです。
本日は
Youtubeチャンネルにて
投稿動画を公開しました。
今回はサクラクレパスの
イラストメイキング動画です。
タイトルは
「クロッカスと猫」です。
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下絵を色鉛筆で写したのですが
白い紙で試した時は
クレパスで塗りつぶしても透けて見えたのですが
色画用紙では見えなくなってしまいました。
白いクレパスの上から
もう一度下絵を写してみると
うまく写せました。
クレパスと色鉛筆
個人的には相性が良さそうに感じます。
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前回チューリップを描いた時に
もっと鮮やかで発色の良い色を
使いたいと思いました。
色鉛筆でもそれは
できたかもしれないのですが
発色の良い色鉛筆は
どうしても高額になってしまうし
オイルパステルも
気になったのですが
やっぱりちょっと手が届かず
悩んでいたところ
救世主のように
目に飛び込んできたのは
懐かしい箱のサクラクレパスでした。
お馴染みの安心感と信頼感。
24色でも1,000円以下ということで
Amazonで購入してみました。
クレパスで絵を描くなんて
小学生ぶりでしょうか。
いざ届いて、ワクワクで練習してみると
思い通りに描けない難しさに
ビックリして泣きそうになりました。
ちょっと心が折れて
あきらめそうになりました。
でも、このクレパスの素敵な色を使って
どうしても絵を描いてみたかったので
クレパスやクレヨン
オイルパステルなどの特徴について
少し調べてみることにしました。
色を直感的に置ける
紙の上で重ねたり混ぜたりできる
色が伸びるので、ぼかしたりもできるし
削る表現も
確か小学生の時は花火を描いた記憶があります。
記憶も辿りながら改めて練習してみると
だんだん楽しくなってきました。
小学生の頃の自分が
どんなふうに楽しんでいたのか
ほとんど覚えていないし
クレパスという画材についての
知識が足りなすぎて
楽しめなかっただけだったようで
安心しました(;^_^A
じゃあ早速
撮影をしながら描こう・・・と思ったのですが
私のいつもの
「描くのが怖い」が発動しました。
ちょっと家事に逃げてみたり
もっと練習することに逃げそうになりました。
でもなんとかこうやって
動画にすることができて良かったです(*´ω`*)
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会社員をしていた頃
独身で実家暮らしだったこともあり
いただいたお給料は
お洋服や趣味のものに使うことが
ほとんどでした。
金に物を言わせて(笑)
マンガやお菓子を大人買いしたり
貯金なんてまったくしていなかったし
やってみたいことについては
なんでも形から入るタイプでした。
DIYをしてみたいと思って
道具を一式そろえてみたり
LINEスタンプを作ろうと思って
液晶ペンタブを買って
プロ気取りで始めてみたり
新しい家具を買って
お部屋をアトリエ風にしてみたり
必要だと思ったものを
完璧に買いそろえないと
満足できなかったし
満足したら
その後は飽きたら放置みたいな
そんな感じのことばかりしていました。
そんな風に「形から入ること」に慣れてしまうと
忘れてしまうことがあるみたいです。
それは「どうしたらできるか考えること」です。
子供の頃は、なにもなくても
その場で、どうしたら楽しく遊べるか
そんなことを考えていたと思います。
それなのに大人になった私は
やりたくても、すぐできないことは
勝手な思い込みだけで
工夫なんか考えもしないで
すぐにあきらめてしまっていたのでした。
でも本当は、手段はいくらでもあって
どんな小さなことから始めても大丈夫だと
ここ数年で学びました。
経済状況は、一見悪くなったように思いますが
そうなったからこそ分かって
立ち返れたのだと思います。
やりたいことはただ
今できることからやればいい。
本当にやりたいならどんな小さなことからでも
楽しむことができるんですね。
自分の本当にやりたいことが
絵を描くことだと気が付いた時に
私がすぐに思い浮かんだのは
キャンバスとアクリル絵の具でした。
でも私の経済状況は
あの会社員だった頃とは全く違って
自由に使えるお金の余裕は
ありませんでした。
やりたいことに気が付いたのに
始めることができない
どうしょもない自分の現実に絶望し
落ち込んでしまいました。
ズーンと落ち込み切った頃
はっとしました。
絵を描くのは・・・
絵具じゃないとできないっけ?
鉛筆も色鉛筆も持ってるよね?
紙だって、画用紙だってあるぞ・・・。
「できるかも」という気持ちが
急に湧き上がり
自分の勝手な思い込みで
作り上げた「できない理由」に
自分で自分を縛っていたことに
気が付きました。
もしかしたら「絵を描くのが怖い」って
無意識で逃げていたのかもしれませんが。
やってみたいと思っても
必ず「できない」が出てきます。
それは思い込みであったり
無知であったりと色々ありますが
そんな時に今の私は
「どうしたらできるか」
「なんだったらできるか」
一旦立ち止まって
無理しないで素直にできることを
落ち着いて考えを巡らすようにしています。
それが「工夫」ってことだったんですね。
「工夫」の本当の意味を
大人になって知った気がします。
自己否定感や不足感から
苦手を克服しようとしたり
無理に頑張ったりして
苦しいことが多かったけれど
自分には
苦手なことやできないことがたくさんあって
それを素直に認めた上で
避けたり工夫したり
別の方法を選んだりする
そうしても良いのだと、知れたことが
私の世界を変えた気がします。
最後までお読みいただき
ありがございました。
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