カント「純粋理性批判」への極めて素朴な疑問 3
wikipedia 悟性 から
引用はじめ
イマヌエル・カントの悟性論は『純粋理性批判』で展開される。悟性は感性と共同して認識を行う人間の認識能力のひとつであり、概念把握の能力である。詳述すれば、物自体に触発されて直観による表象を行う下級認識能力である感性に対して、悟性は理性や判断力とともに上級認識能力のひとつであるとされる。
引用おわり
人が睡眠中に、尿意、痛み、目覚ましの音で、目が覚めることがある。
これは、物自体からの感覚による心の状態の変化である。
この過程は、上で引用した、悟性による概念把握ではないのではないか?
◎ つまり、感性により、睡眠状態から覚醒状態へと、カントの認識の論に該当しない変化がある。
◎ この現象は、人間だけに限らないで、相当に広い範囲の動物にあるかもしれない。