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習慣化:見えるようにする

何事も習慣化は大変です。特にランニングの習慣化はとても大変です。誰でもきついことはしたくありません、けれど良い結果を産むことは大体がきついことです。特に最初は。

習慣化の本(後述)で以下の内容を読みました。

・視覚が脳の情報処理の8割を占める。五感の中で最大。(視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚)
・見えているもの、は人間の行動に最も影響を与える。(良くも悪くも)
・習慣は全てきっかけから起きる。良いきっかけを見えるように目立たせてしておく。

事例で書くと

良い面:(習慣化したいモノ)
・本を見える範囲に置くと、読書が習慣化しやすくなる
・日記を見える範囲に置くと、日記を習慣化しやすくなる
・ヨガマットを見える範囲に置くと、ヨガやストレッチを習慣化しやすくなる

悪い面:
・スマホを見える範囲に置くと、いじり続ける
・お菓子が見える範囲にあると、食べてしまう
・冷蔵庫にビールがストックされていれば、飲んでしまう

これはランニングの習慣化にも言えることだと思いました。たとえば

・ランニングシューズをいつも玄関に出しておく(下駄箱に入れず)
・明朝使うランニングウェアを準備して、起床後にすぐに目に入る場所に置いておく

私はいつも朝走るので、前の日の夜にランニングウェアのセットを、起床後必ず行く場所(例:リビングや廊下)に置いておきます。そうすることで、走ろう(走らなきゃ)という気持ちになります。

(前の日は”走ろう!”と思っていても、翌朝に”やはり走りたくない”と思うことはよくあります。特に夏と冬の気候の厳しい時。そんな時にこのやり方に支えてもらっています)

過去記事の中で「走り出すためののステップを少しでも減らす」と書きました。

事前に走る準備をすることで

・ランウェアが視界に入りやすくなる
・コミットしている(明日は走るぞ、という自分に対する約束)
・走る直前の手間を最小化している(走り出す直前の嫌な気持ち・時間の最小化)

ということを自然と行なっていたのだと思います。

人間は弱い生き物です。やはり楽な方に流されてしまいます。

オリンピックを見ていて、厳しいトレーニングを長期間続けてきた気持ちの強さを垣間見ました。

それほどまでにはないにしろ、私のような一般人も、何かを頑張ることはやはり大事だと思いました。

人は習慣の塊です。

ランニングに限らず、色々な習慣の積み重ねが、その人の人となりを作り上げます。

どうせやるなら良い習慣を、その習慣を続けるためには、使える工夫は使おう、と思いました。

ご参考になれば幸いです。

(前述の習慣化の本)



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小池 中人/Nakato Koike
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