【日常生活】(続)生活リズム改善計画と朝活世界
01.(続)生活リズム改善計画
<前置き>
今日も適応障害の克服のため、生活リズム改善計画を継続中。
できれば下記の前編からどうぞ。
今日も朝早く起きた。いや起きられた。
未だに細切れの時間しか眠れない日々ではあるが、少しずつ長い時間が寝られるようになってきており、生活リズムが整ってきていることを実感する。
何事も継続が肝心だ。
今日も生活リズム改善計画を継続する。
外出用の服に着替えて、朝カフェ(ドトール)に向かう。(ただそれだけ)
いつも通りの時間に行くと、”角の席陣取りおばあさん”(前編参照)に出会った。
「マジで毎朝いるな」とその継続力に感服する。
店員からすれば、来ないと心配になるレベルなのかもしれない。
そしてこの3日間継続してきたように、アイスコーヒーSサイズを頼むために待機列に並ぶ。
しかし今日はいささか様子が異なっていた。
いつもはスムーズに流れるはずの待機列がなかなか流れない。
店員の方に目をやると、この生活リズム改善計画中には見かけなかった初老のおじいさんが頑張ってモーニングセットを作っていた。
作業に慣れておらず手際が悪いのか、”モーニングセット渋滞”が起こっているようだ。
「チッ」
私の前に並んでいた、20代男性大学生の舌打ちが明確に聞こえた。
朝活をする意識高い系は生き急いでいるのだろうか、とミドサーおじさんの心は悲しくなる。
そして一生懸命にモーニングセットを作るおじいさんに「がんばれー!」と励ましの声をかけたくなるのだった。
02.朝活世界
ちょっと気分の悪くなる出来事が起きたが、無事にアイスコーヒーを受け取り、グラスを渡してくれたおじいさんにお礼を言って席を探す。
まずいつもの位置に”角の席陣取りおばあさん”を確認する。
荷物の置き方まで昨日と一緒だ。
昨日の自分の行いを反省する。
これまでぼーっとするだけだった3日間では気づかなかったが、こうして周りを見渡すと朝イチでも色々な人がいることに気がついた。
会社用PCを凝視するバリキャリ風のお姉さん。
隣の席まで届かんばかりに新聞を広げるおじいさん。
手帳に何かを必死に書き綴っているシルクハットを携えたおばさん。
MacBookを颯爽と開いているが考える人のポーズで停止したまま動かない先ほどの男子大学生。
みんな思い思いに朝の時間を楽しんでいるのが見て取れた。
今まで知らなかった朝活世界を垣間見て、これが噂の朝活か、と勝手に感心するのだった。
そしてこの朝活世界の中で一番異質だったのが私であったことは間違いない。
携帯とアイスコーヒーをテーブルに置いて、何もせず虚空を見ていたこの3日間を思い出すと顔が熱くなるのを感じた。
03.おわりに
最後まで読んで頂きありがとうございます。
30代半ばでキャリアブレイクした建築士の記録を書いています。
読む人が前向きになってもらえるnoteを目指しています。
これからもゆるくお付き合い頂けますと幸いです。