おススメ図書 ななんバージョン
おススメ図書
学習塾で働いていたころ、アルバイトの先生や保護者の方、子どもたちや学びたい方に共有していたものです。何かの役に立てばとnoteでも共有します。
「ななん」よりぜひ読んでみてほしい名著を紹介します。
気になるものや自分の課題にかかわるものを選んで読んでみてください。
「ななん」のレビューも書きますが、アマゾンレビューなども参考にするとよいと思います。
では、紹介します。
①「本を読む本 (講談社学術文庫) 」
まさしく本の正しい読み方を教えてくれる本です。お気に入りの一節を紹介します。
(実は読書技術には、「手助けなしの発見」のために必要な技術が、すべて含まれているのである。
鋭い観察力、たしかな記憶力、豊かな想像力、そして分析や思考によって鍛えられた知性、これらすべてが
要求される。というのも、理解を深めるような読書は、本という教師がついていても、
本質的には「手助けのない発見」と変わらないからである。)
②「新版 論文の教室 レポートから卒論まで (NHKブックス)」
わかりやすく論文の書き方が書かれています。作者の他の著書もためになるので入門として。
③「あなたの話はなぜ「通じない」のか (ちくま文庫)」
「ななん」の人生を変えた本です。どのようにすれば人に自分の意見が伝わるようにできるか?
なぜ、同じことを話しているのにあの人の話は通じて、自分の話を聞いてもらえないのか?
それを乗り越えるために何が必要か?全てが書かれています。
コミュニケーションに苦しんでいる時に読んでみてください。
④「社会学をいかに学ぶか (現代社会学ライブラリー2)」
アマゾンレビューを書いているのが「ななん」です。それを参考にしてください。
勉強や大学へ行くことが前向きになります。
⑤「知性は死なない 平成の鬱をこえて」
大学を躁うつ病になり退職した著者が、回復し知性の重要性を説いた本です。
「ななん」は精神安定剤を飲んでいたので当時は涙はでませんでしたが、これからの生き方を決定づけた本です。
いろんな社会問題に対して自分にできることは何か考えるようになりました。
素晴らしい本です。現代社会への批評は、とても優れた素晴らしい本です。
ゴーストライターを使わず自力でこの本を書いてここまで回復できることを証明したかったと語る、あとがきは泣ける。
⑥「【増補版】子どもと貧困 (朝日文庫) 」
先生になりたい方は必読です。公教育は貧困との戦いです。
朝日新聞の取材班の丁寧な取材から見えてくる、凄惨な貧困の現実。気持ち悪くなる方もいるかもしれません。
この本の優れている所は今後行政は何をすべきか?今、貧困に対して行われている支援についても書かれている所です。素晴らしい本であり、色んな方に向き合うべき問題でもあります。
⑦「論理トレーニング101題」
ただ、ひたすら論理的になるための問題を解き続ける形式です。
接続詞に特に強くなり、論理の流れが明確に理解できるようになります。
やり切ったという達成感も高い本です。
⑧「知的トレーニングの技術〔完全独習版〕 (ちくま学芸文庫) 」
その名の、通り知的トレーニングのやり方が古今東西様々なことが紹介されています。
かなり厳しいトレーニングが並びますが、何かを極めるためのヒントになるでしょう。
⑨「私の個人主義 (講談社学術文庫)」
夏目漱石の学習院での公演内容です。小説とは違いストレートにエリートはどうあるべきか?
本当の個人主義とは何かが書かれています。今にも通じるところがありますし、短い。
また青空文庫やキンドルで無料で読めます。
⑩「現代語訳 論語と算盤 (ちくま新書)」
渋沢栄一のように、売り上げ(算盤)と論理や道徳(論語)は両立するという考えは、今後部下を持ち社会でも活躍する方にこそ読んでほしい本です。
この本を読むことで学習塾で対価として高いお金を払ってもらうことへの抵抗が「ななん」は減りました。
なぜなら、社会を良くするため、その個人の成長のために適切な提案をしようと考えるようになったからです。
社会が混迷を極める今こそ皆さんに読んでほしいです。現代語訳なので、読みやすい版です。
以上です。役に立つとうれしいです。
「ななん」