2018年 81冊目『わけあって絶滅しました』
テレビでベストセラーだとあったので読みました。
絶滅した動物がなぜ絶滅したのか?を自ら説明しているというコンセプトが受けたとそうです。
一つ一つの話も興味深いです。
最後にある付録の絶滅全史が秀逸です(笑)
ざっくりいうと
46億年前に地球が生まれた
40億年前くらい前に偶然生命が生まれた
6億年前くらい前に少し大きな生物ができた
4~5億年前にヒレ、口、目を持つ動物が生まれ、他の動物を食べだしました
→防御のために殻を作ったり、それをかみ砕くために歯ができたりしました
4-2億年前に海から上陸し、両生類、脊椎動物が生まれました
そしてその後、昆虫も登場します
このころ、スーパーブルーム発生
→地球の中心部からマグマが吹き上げ95%の生物が死滅
2億年前ごろ
生き残った生物から爬虫類が生まれ、我が世の春
ここから恐竜に進化
地球規模で火山の大噴火で気温が情報し80%の生き物が絶滅
2億年~6000万年前ごろ
しかし爬虫類の進化は止まらない
高温多湿で酸素濃度も高く恐竜が大型化
巨大隕石が衝突、チリにより太陽光が遮られ寒くなり70%の生き物が絶滅
6000万年~2300万年前
恐竜絶滅で哺乳類が進化
しかし、気候変動で寒くなり乾燥し、森が減り、多くの生き物が絶滅
2300万年前~260万年前
草原に追い出されたサルが人間に進化
そして、その後、ヒトがたくさんの動物を絶滅させたわけです
▼前回のブックレビューです。