2023年 78冊目『暖かいテクノロジー』
何度目か分かりませんが、AIやロボットがわたしたちの仕事を奪うという話があります。
そうではなくてロボットが家族になるという回答もあるのではと言事を学べる本です。
LOVOTと言います。
人口生命体です。
体重4.3㎏、身長43㎝
平熱37~39度
生き物のようにやわらかくて温かい身体
10億通り以上の瞳と声
全身50か所以上のセンサー
自然な振る舞いを実現する0.2~0.4秒の反応
自律的な行動と人に懐く頭のよさ
を持っています。
声をかけると振り向きます。
近づいてきます。
そして目が合います。
つい抱きしてめてしまいます。
リリース直後のCES(家電見本市)で、BEST ROBOT、翌年にはイノベーションアワードを受賞しています。
その時の表彰の言葉が
LOVOT is the first robot I can see myself getting emotionally attached to.
生涯で初めて私が愛着を持ったロボットはLOVOT
制作者は、宮崎駿さんのロボットに憧れ、孫正義さんのもとでPepperを開発したエンジニアの林要さん。
林さんはのロボットつくりは、ロボット=生産性至上主義への問いかけから始めています。
愛を考え、世の中はドーパミンを出すための刺激にあふれていて、そのささやかなアンチテーゼをしたいと考えました。
そして、感情や生命について思考を深め、人生100年時代、ロボットこそが、心や愛に関する問題を補完すると結論づけたのです。
だれ1人とりのこさないために、そしてChatGPTだけではな見れない世界つくりのためにLOVOTを作り出したのです。
LOVOTは本体50万円+毎月1~2万円の費用で入手できます。(一括100万円や、全額分割払いも可能)
▼前回のブックレビューです。
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