見出し画像

2017年 93冊目『プライベートバンクは、富裕層に何を教えているのか?』

友人である株式会社ZUUの冨田さんの本です。

元野村証券のトップ営業で、最年少で富裕層向け部門を担当された方です。
資産1億円以上の人には別の世界があるのが分かります。

これだけ聞くと、私には関係ないって話になりそうですが、
プライベートバンクは、富裕層に対して特別のサービスを提供しています。

そこのサービスの考え方を学ぶと、すべての人に役立つって内容です。



例えば、基本的な話ですが、日本は資産を円(貯金、株、債券など)だけでも持っている方が多いですが、いろいろ分散させた方が良いですよってことです。

また、最近は、富裕層向けのサービスの一部を一般の人も購入できるようになっています。

それを活用するのも1つの手段ですって話ですね。
ちなみに、資産別の構成は次のようになっているそうです(  )は構成比

超富裕層:5億円以上:75兆円(5%)、7.5万世帯(0.1%)
富裕層:1億円以上:197兆円(14%):114万世帯(2.2%)
準富裕層:5000万円以上:245兆円(17%):315万世帯(6.0%)
アッパーマス層:3000万円以上:282兆円(20%):680万世帯(12.9%)
マス層:3000万円未満:603兆円(43%):4173万世帯(78.9%)

驚いたのは、資産5億円以上の人が7.5万世帯もあるんですね。

ただ、その0.1%が持っている資産の構成比は5%に過ぎません。
アメリカだと、その数倍持っているはずです。
なんだかんだ言って、日本は超金持ち少ないんだなって思いました。

▼新刊『業績を最大化させる 現場が動くマネジメント』の読書会があります。12/17(日)です。無料です。よかったら、ご参加ください。


▼前回のブックレビューです。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?