見出し画像

2023年 24冊目『アマテラスの暗号』

日本版のダヴィンチ・コードと言われている本です。

グラハム・ハンコックの神々の指紋を思い出しました。

日本の(天皇家)のルーツは、渡来人であり、それはイスラエル人(ユダヤ人の祖先)であったという話です。

それを古文書や様々な神社の宮司の発言、お祭りの類似性などから謎解きを小説として書いています。

日本とユダヤの類似性はこの方の専売特許ではなく、「日ユ同祖論」として明治ごろからあります。

明治期に来日したスコットランド人のニコラス・マクラウドが、日本と古代ユダヤとの相似性の調査を進め、世界で最初に日ユ同祖論を提唱、体系化したそうです。

日本人の祖先が2700年前にアッシリア人に追放されたイスラエルの失われた十支族の一つとする説。

但し、ユダヤ人(古代イスラエル人のうちのユダ族、ベニヤミン族、レビ族)ではなく、ユダヤ人と共通の先祖ヤコブを持つ兄弟民族だという事です。

英ユ同祖論など、ユダヤ人と他民族文化を関連づけて論じられるユダヤ人同祖論のひとつだとWikipediaにあります。

多くの情報や宝物が日本にやってきました。そこには当然、人がいて、その中にイスラエル人がいたとしても不思議ではありません。

また、確証性バイアスの可能性は否定できませんが、日本とイスラエルの様々な共通点は驚きでした。

小説としてはありかも。

▼前回のブックレビューはこちら


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集