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61歳パパの子育て。息子、じぃじと真夏の大冒険!
先々週、「夏風邪より復活」と書いたが、全然復活してなかった 笑。復活したと思いきや、平熱から38度以上の発熱を3度も出して風邪をぶり返したのだ。
今年の夏風邪は厄介だ。というか61年生きて来て、こんなに風邪が長引いたこともない。そもそも風邪もほとんど引かなかったから。息子が風邪を引いた先月の連休明けから、3週間、やろうと思ったことができなかったから、そのままスライドさせて全ての計画を3週間延期した。
このnoteも、その一つ。
7月28日(金)、「治った!」と思って愛知県岡崎市在住の隊員トムと横浜で飲んだ。深夜、熱を測ると38度で翌日は一日寝込んでいた。
翌々日の30日(日)、お義父さんから5時に起きて海に行こうと提案された。小さなビーチなので、場所取りが目的で早起きしたのだ。平熱に戻っていた俺は家族3人で出かけることにした。チャイルドシートをお義父さんの車に移し、お義父さんの運転で横浜山手から高速道路を飛ばして45分、途中コンビニで朝ごはんを購入して、荒崎海岸に7時に到着した。
1日1,000円の駐車場に長蛇の列ができていた。8時OPENなのだ。お義父さんは既に車を入庫できる1日2,000円の私営駐車場をチョイス。サッと駐車すると、真新しいカートに大きなタープや体を洗うための真水、飲み物やスイカを入れたクーラーボックスなどを積んで、皆で浜辺まで運んで、タープを設営した。
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ほとんど人のいない海で大はしゃぎの3歳9ヵ月の息子、颯馬(ふうま)。
まるでプライベートビーチだ。それを浜のタープ内から見守る妻の美香。
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ところが8時にメインの駐車場がOPENすると、あっという間に所狭しとテントが並んだ。
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俺たち男組3人は潮だまりにいるカニ、ヤドカリ、魚捕りなど磯遊びに切り替えた。
ちょっと歩くと、そこはまるで別世界だった。
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あまり人が来ないのだろう。フグの群れにも遭遇。
すかさず、たも網でフグをすくい上げる達人技を見せた79歳のじぃじ。
小学生の頃、近所の友達からは「魚とりの名人」なんて言われてた俺はフグを一匹も捕れなかった。後から冷静に考えると、果敢に攻めたじぃじに対して、たも網を沈めて待ち伏せ作戦に出た俺。
その「動」と「静」の姿勢の違いが結果に表れたのだと思う。
「還暦過ぎて、すっかり守りに入ってて攻めてないな、動いてないな、俺」と反省した。
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息子は、ますます尊敬の眼差しでお義父さんを見ると、「じぃじ、じぃじ〜」と後をついていく。
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俺も幼い頃、世界一おじいちゃんが好きな時があって、海や山や川に家族で出かける度に「おじいちゃん、おじいちゃん」と後をついて回った。
あの頃、おやじは、こういう気持ちだったのか・・・。
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高度経済成長期、企業戦士でモーレツ・サラリーマンだった親父と幼少期ほとんど遊んだ記憶がない。そんな父を反面教師に5歳くらいまで徹底的に息子と向き合うと決めたのだ。
何度も浮き輪を持って海に入っていく息子。
息子と手を握り、くるくる回るとケタケタと大声を出して最高の笑顔を見せた。
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何かに夢中になる瞬間、人はサイコーの笑顔になる。
こういう笑顔を見ると、
「生きている」って実感できる。
「人生を豊かにする」って、何かに夢中になれた時間をどれだけ持てたかだと思う。
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去年までずっと俺が運転して海水浴に来ていたが、今回はじいじが運転した。帰りの運転を気にせずに燦々と照りつける太陽の下、冷えた缶ビールが旨かった。お義父さんがクーラーボックスにエビスとサッポロ赤星ラガービール缶を用意してくれてた。感謝。
帰宅すると、なんか調子悪い・・・
熱を測ると、38.5℃???2度目の発熱・・・
バカなんだよね。加減というものを知らない。
病み上がりの61歳だというのに、徹底的に「今」を楽しんじゃう子供のような俺。
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病気で寝込んでいる時間が日常を愛おしいものに変えた。
今の俺にとって、何より掛け替えのないのは息子との時間だと再認識した。
家族との思い出をつくるために生きていると言っても過言ではない。
遊びが人生を豊かにするのは、子どもだけじゃない。大人にとっても大事なのだ。これからも、息子と「遊び体験」を重ねていきたい。
去年の『海の日』の思い出!
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こんまりさんでさえ、
子育て中の片づけは諦めたそうです。
理由は
「完璧に片づいていること自体が目的ではなく、
家族と幸せに過ごすことが目的なので」
というもので、本当に素敵な判断だと思います。
親野智可等@oyanochikara
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