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62歳パパの子育て。息子、5歳の誕生日に初めての東京ディズニーシー!

昨日10月23日(水)は息子、颯馬(ふうま)5歳の誕生日。

早いもので、あっと言う間にあれから5年だ・・・。

去年は東京ディズニーランドに行ったから、今年は東京ディズニーシーに行くことにした。前日、全員早寝して当日の昨日は全員5時半に起床。去年ハロウィン期間で混雑しているのを経験していたからだ。

去年は通勤ラッシュで激コミの東京駅の乗り換えに一苦労だったので、今回は横浜からバスで東京ディズニーシーを目指した。

ところが!!!

平日だというのに横浜のバスターミナルは長蛇の列。それでも、10分ごとにバスが出るので2つ目のバスに乗れた。途中渋滞に巻き込まれるも、1時間強で東京ディズニーシーに到着。公式では9時開演だが、到着時間の8時半に開園となっていた。

今年も気合の入った仮装女子や外国人でいっぱいだ。俺たちが入園する直前に「アナと雪の女王アトラクションは既に予約枚数に達しました」という内容のアナウンスが。周囲からため息と落胆の声が漏れる。平日でもアナ雪目当てなら6時台に入園待ちしないとアナ雪のアトラクションには乗れないらしい。恐るべき最近のディズニーシー。

東京ディズニーシー入園後、すぐに「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」のスタンバイパスをGET!!!
3Dゴーグルをかけて体験する、息子が最も「行きたい!」と言っていたアトラクションだ。

ところが・・・ゴンドラに並んでいた時、妻の顔が急に曇りだした。

「やばい・・・ピーターパン、見られないかも・・・」

ディズニーランドのアプリで表示されたのは13:45までに入場すればOKというもの。美香はすっかり勘違いしてアトラクションにチェックインできる時間も13:45までと思ったらしい。ところがスタンバイパスの有効時間は10:45から11:45までだった。それに気づいたのは、颯馬が、

「ママ、コレも乗りたい!」

とゴンドラを指さし、ゴンドラの列に並んだあとだった。15分ではもうファンタジースプリングスには奇跡が起きない限り到底間に合わない。

まだよく状況が飲み込めていない俺と、ピーターパンを楽しみにしている息子、そして妻の絶望を乗せたままゴンドラは "願い事が叶う" と言われる橋の下へ。美香が願ったのは・・・そう、奇跡が起きること。

「ふうまがピーターパンのネバーランドアドベンチャーに乗れますように!」

妻も俺も慣れないディズニーシーの距離感。途中ファンタジースプリングスから方向がズレている事に気付く美香。
妻が震えながらソアリンのキャストに道を尋ね、方向修正するとともに、スタンバイパスの時間がすでに過ぎていることも相談したところ、

「ファンタジースプリングスに入場後、アトラクションのキャストに要相談」

ということだった。

息子は4歳くらいからADHDの傾向が強くなり、一人で駆け出して開園1時間後には、迷子になりかけた。そんな息子の手を引っ張り、必死で歩いて到着。とにかく広いのだ。

ファンタジースプリングスの入口にようやく到着すると、なにやら携帯を黙々といじるゲストたちが。入場するためにはスタンバイパスやDPA(有料パス)などが必要なので、どうやら "キャンセル拾い" や "パスの追加発行" を狙っている様子だった。一体どうなってしまったんだ!? 俺の知っていたディズニーは!?!? 

ピーターパンのアトラクション担当キャストに妻が経緯を説明すると「大丈夫ですよ。」と笑顔で俺たちを入れてくれた。お誕生日ステッカーをつけたふうまにも気づいて「ハッピーバースデー!」と声をかけてくれた。

列に並び始めるとすぐ、美香が「良かったぁ」と言って号泣。それまでピンと張っていた緊張の糸が切れて、感謝と感動と安堵でホッとしたのだろう。

前の晩から一夜漬けで「東京ディズニーシー パーフェクトガイドブック2025」を読み、1日の計画を立てた責任と、息子への深い愛情を感じて、俺ももらい泣き。でもなぜか可笑しくなって涙を押さえて笑うと、美香も泣き笑い。息子、颯馬は「ママ、パパどうしたの?」とキョトン顔。それが、また可笑しくて夫婦揃って何度も笑ってしまう。
「こんな思いしたことない。ゴンドラ全く楽しめなかったし。一生忘れない」と美香。

「やっぱ、簡単に諦めないで、今からできることにベストを尽くす・・・こういう感情に素直な妻がスキ!」

なんかこの一件で俺はお腹いっぱいになった気分。

俺はアトラクションよりも、生ビールに合うツマミを見つけることが楽しみの一つ。ふうまの第一目標だったコロンビア号の向いにあった「バーナクル・ビルズ」で朝から生ビールと骨付きソーセージをいただく。ビール用のアルミ缶がいい。いつまでも冷えているし、その後、紙コップの生ビールを移し替えて使えるし、お土産にもなる。

「バーナクル・ビルズ」で生ビールと骨付きソーセージを食べる俺

実際、ランチに「ニューヨーク・デリ」で生ビールにフライドポテトとルーベン・ホットサンドを妻とシェアした時、紙コップをアルミ缶に移し替えて生ビールを飲んだ。ちなみに、「世界中で食べた、どのサンドイッチよりもルーベン・ホットサンドは美味かった!」酸味の効いたザワークラウト、生ビールとの相性が抜群に旨いと感じた。妻と
「リピ決定だね!」と意見も一致。

夕食は17:50にヨットクラブを改装した「ホライズンベイ・レストラン」を予約した。息子が好きそうな「お子様セット」があったからだ。

息子が残したブロッコリーとミニトマト、フルーツゼリーは俺が食べた。俺と妻でミックスサラダ、スパイシーチキンのオーブン焼きをシェア。俺は生ビール、妻は白ワインを注文した。

次回は、「リフレスコス」のスモークターキーレッグを食べてみたい。

曇り予報だったが、晴れたり雨が降ったりと荒れた天気の1日となった。それでも、「タートル・トーク」、「ジャンボリーミッキー(途中、雨が降って来て中止)」、「ヴェネツィアン・ゴンドラ」、「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」、「ディズニーシー・トランジットスチーマーライン」、「トイストーリー・マニア」、「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」、暗くなってから、「メリーゴーランド」、「アクアトピア」と楽しめた。

最後に、ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」の約30分の水上ショー。
「パパ、抱っこ!」
初めて見るプロジェクションマッピングに目を見張る息子。
そんな息子は、もう22kgもある年中さん。この1ヶ月、風邪で体調不良で病み上がりのもうすぐ63歳になる俺。途中、腕が痺れ、足もガクガク。ここ最近、1万9千歩も歩いた事がない。

最後の最後の数分、妻の美香に替わってもらったが、今日は腕が筋肉痛・・・でも、なんか心地いい。

去年のように、最後の自宅までの3階までの階段、眠ってしまった息子を抱えて登る覚悟をしていたが、横浜からのタクシーで爆睡してた息子に
「おうち、着いたよ」というと、
すぐに起きて自力で階段を登った息子に、この1年の成長を感じた。

「東京ディズニーランドとディズニーシー、どっちが良かった?」と息子に尋ねると、
「東京ディズニーシー!」
「パパもかな」
ヴェネツィアをはじめ、より海外の街を思い出すからだ。

妻の美香は目まぐるしく移り変わる世界観(イタリア→アメリカ→マーメイドラグーン→中東→ファンタジースプリングス→中南米→イタリア・・・続く)に思考が追い付くのが精いっぱいだったそうだ。

今回、迷ったり、時間に追われたり、天候に左右されたりして断念したアトラクションがいっぱいある。
来年、また行こう。

 子供たちを指導すること、
 子供の自立を助けること、
 そして、
 子供がどんな行動をとっていても、
 あなたがいつも子供を
 無条件に愛しているとわからせること 

「小さな自分で一生を終わるな!」ウエイン・W・ダイアー(著)三笠書房

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