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61歳パパの子育て。「なんて日だ!」

その後のサワガニ・・・

一時的に保護したサワガニがしらす干しも刻み海苔も食べなくなって泡を吹き始めた。そこで、清流に生息するサワガニを飼うのは難しいと判断した。それでも、「サワガニ、川に帰すの嫌!」という息子を夫婦で説得し、いろいろ調べた。

横浜スタジアムが隣接する横浜公園にて

検索すると、「湘南・鎌倉・三浦半島でサワガニが生息する場所は、子供連れや業者による見境ない捕獲を予防することを目的に掲載致しません」なる文字が飛び込んできた。神奈川県内ではサワガニの数の減少が著しいらしい。秦野市の「秘境サワガニの里」で全く同じサワガニの写真を発見するも、駐車場がなくアクセスしにくい。

以前、オタマジャクシを飼ってカエルになるまで息子と観察し元の場所、秦野県立戸川公園の水無川に帰したことがあった。その時「サワガニを見つけた」という記事を思い出し、横浜山手から高速を飛ばしていくと、厚木インターで事故があり渋滞に巻き込まれた。おまけに夏日だというのにクーラーが故障して効かない。サワガニは水温の変化に敏感で暑いのを嫌う。冷たい水無川に放す前に死んだら洒落にならない・・・イライラが募る。

ようやく2時間半かかって到着すると、駐車場が満車で車を停められない。まだオフシーズンのため、前回行った時にあった広い臨時駐車場がOPENしていなかった。橋を渡って反対車線を走っていると、何とか車を停められる場所を見つけ、涼しい橋の下にサワガニを放せた。冷たい清流が心地良さそうで元気になったように感じた。

あれだけ「川に帰すの嫌!」って言ってた息子も、「バイバイ!」とアッサリ。

サワガニを冷たい水無川の清流に放した

せっかくここまで来たから、息子を秦野県立戸川公園で遊ばせようと駐車場に戻るも、やっぱり満車。諦めてとんぼ返りで自宅に戻ることにした。

窓全開で高速飛ばしていると、カーナビの声が聞こえなくて道間違えて遠回り 笑。

横浜スタジアムが隣接する横浜公園にて

帰宅後、クーラーを直すために近所のイエローハットに予約して行くと、またしても駐車場が満車。しばらく駐車場内を矢印に従って駐車スペースを探していると一台空いた。すると逆走してくる車が2台連なってやって来て停められた・・・バイきんぐ小峠じゃないけど、「今日はなんて日だ!」と叫んだ俺・・・

アパート1Fのエントランスでサワガニを発見した時、
「助けて!」って声が聞こえた気がしたのだ。
「ココに置き去りにできない」って、思ったと同時に捕まえてた。
「一匹のサワガニを救うため、なんだか時間と労力とお金をかけてる隊長って・・・」と、ほほ笑む妻。
なんだか散々な一日だった。

横浜スタジアムが隣接する横浜公園にて

それにしても、ここのところ家族全員が体調不良。息子が保育園から何かを持って帰ってくると、家族全員が体調を崩す。
今はだいぶ良くなったが、妻がギックリ腰になって、子育てと家事が急増。さらに息子が通う保育園で園児が嘔吐、発熱で9名早退したり、EBウイルスよる伝染性単核球症で欠席が増えていく中、息子は発熱はないものの体調不良が続き水下痢になって昨日保育園を休ませてかかりつけの病院へ。下痢止めの薬を処方され、「発熱が続く伝染性単核球症ではない」と診断されて一安心。

メダカとミナミヌマエビに一日3回餌をやり、水槽や鉢は、4~5日に一度掃除をしている。水をキレイにするろ過器を入れてないからだ。小さな命を育てるリアルを息子に知ってもらいたくて飼っている。手はかかるが、やればやるほど愛情が湧いてくるのだ。子育て同様、小さな生き物や観葉植物がすくすく育つのを見るのは楽しい。

でも、「家族が健康じゃないとメダカ一匹育てられない」と改めて思う。

横浜スタジアムが隣接する横浜公園にて

ベランダで楽しそうに水槽を掃除していると、
「パパ、ふうまにも、やらせて!」

息子は少しずつ何かを体感し吸収しているようだ。

 何もしなければ何も変わらない。
 何もしなければ「何もしない事を積み重ねているだけ」
 ゲッターズ飯田@getters_iida

ゲッターズ飯田Twitterより


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