2020/9/6週のサブカルコンテンツ
東洋経済新報社「トレイルブレイザー」
セールスフォースの創業者が語る、これからの時代を生き抜くうえで必要な思想がちりばめられた本。自分たちの利益だけでなく、社会のためになること、人のためになることが不可欠…という、いわば理想論みたいな感じなんだけど、おもしろい。セールスフォースがいかにしてゼロから今の姿になっていったのかが垣間見れる。
佐久間裕美子さん・若林恵さん「こんにちは未来」(ポッドキャスト番組の書籍化)
3冊セットで3,600円、先週銀座蔦屋で購入。装丁やデザインがかわいくてテンションあがる。番組のファンだったので書籍の形でも読めるのはうれしい。話言葉なのでさらっと読めるけど、内容は濃くてよきです。すぐ読めます。また読み返したくなります。
ネットフリックスオリジナルドキュメンタリー「ザ・アメリカーナ」
テイラースウィフトに密着したドキュメンタリー。上のこんにちは未来でも触れられてた、テイラーの政治発言についてもしっかり描かれている。これはめちゃくちゃよかった。当たり前だけど、テイラースウィフトもひとりの人間なんだなあと感じる。20代前半のときより、力強く、自分の意志をしっかり表明する今のテイラーがとっても魅力的。正直テイラー聴いてる人ってどこにいるのとか思ってたけど、ちゃんと聴きなおそうと思いSpotifyでプレイリスト追加した。テイラーが自伝とか、若者向けのなにか書いてくれたら読みたいな。日本でも売れるのでは。印象的なシーンは、テイラーが誹謗中傷の標的にされていたころ、ひとりの女性司会者から「今日も終わったらお持ち帰りするの?」と聞かれたときの反応。一瞬時がとまったけど表情を変えずに、「いや、ひとりで帰る」と毅然と答えていたのがかっこよかった。
ネットフリックスオリジナル制作「希望のカタマリ」
おなじみのアメリカ高校生もの。だけど普段明るい主人公が実は貧乏で母親とスクールバスに寝泊まりしてたり、kiss booth(邦題:キスから始まる物語)とかに比べると少しシビアめ。主役のアウリイ・クラヴァーリョの素直さと透明感がナイス。タイトルは"All Together Now"だそう。