『一度来たらファンになる』美容室の接客術〜心理学を応用したリピーター獲得法
1人型美容室経営していると、スタッフの数が少ない分
顧客一人ひとりに対して丁寧な対応をすることが
とても大切ですがそれが1人型経営の強みでもあります。
しかし、限られたリソースの中で
どうすれば顧客に「この美容室にまた来たい」と
思わせることができるのでしょうか?
その答えの一つとして
心理学を応用した接客術が効果的です。
今回は、スタッフ3名未満の1人型美容室でも実践できる
心理学に基づくリピーター獲得法をご紹介します。
心理学と知っても普段意識してやっていない事が
心理学となっています。”心理学”を使ってやるぞ~~と
意気込むのではなく心理学ってこんなのあるんだ~
ふ~ん普段の行動に1つ取り入れてみよっかで
いいと思います。
最終は意識しないで無意識にデキているがゴールです。
心理学~~なんか堅苦しくていやだな~~て
思わないで軽い感じで読んでくださいね。
1. 顧客との「最初の5分」で印象を決める【初頭効果】
まず、顧客が美容室に来店した際の「最初の5分」が非常に重要です。
心理学では、この短い時間で形成された第一印象が
その後の全体的な評価に大きく影響することを「初頭効果」と呼びます。
特に小さな美容室では、この最初の瞬間に
特別感や安心感を与えることがカギとなります。
実践ポイント:
笑顔での挨拶:笑顔は信頼感を生み出し、親しみやすさを感じさせます。
当たり前のことを忘れている事が多くなります。特にいつも来ているけどフリーで来店のお客さんには流れ作業みたいになっていませんか?お客様の名前を呼ぶ:心理学的に、自分の名前を呼ばれることは
人に安心感を与えます。「○○さん、今日はありがとうございます」と 名前を使って丁寧にお迎えしましょう。店内の雰囲気づくり:明るい照明や心地よい音楽、清潔な店内環境は
初頭効果を最大限に活用するための要素です。
あなたの気分で音楽を変えるのではなく今いるお客様の
全体の雰囲気をみて音楽は変えていきましょう。
掃除、整理整頓は小さい頃から教えられた
当たり前の大切な事です。
小さなサロンだからこそ、こうした細部にまで気を配ることが
顧客に「このお店は特別だ」と思わせるポイントです。
2. 顧客の「悩み」に共感する【ミラーリング効果】
心理学には「ミラーリング効果」というものがあり
これは相手の行動や言葉、感情を真似ることで
信頼関係が築かれるというものです。
美容室でのカウンセリングの際に
このミラーリングを意識して取り入れることで
顧客との距離感をぐっと縮めることができます。
実践ポイント:
顧客が抱える髪の悩みや希望を繰り返し確認する
例えば「パサつきが気になりますか?それなら
しっかり保湿できるトリートメントがいいですね」といった具合に
顧客の言葉を再確認しつつ共感する姿勢を示します。顧客の言葉遣いや態度をさりげなく真似る
相手が話すペースやテンポに合わせて会話を進めると
自然と信頼感が生まれます。
小規模なサロンでは、顧客との1対1のコミュニケーションが
深くなるため、こうした共感を意識した対応が非常に有効です。
3. 「心理的な一貫性」を利用する
【フット・イン・ザ・ドア効果】
顧客が一度小さな「はい」を言うと
その後の大きなリクエストにも応じやすくなるという
「フット・イン・ザ・ドア効果」を活用しましょう。
たとえば、施術中に
「このトリートメントでさらにしっとり仕上がりますが、
どうされますか?」など
小さな提案をしつつ、顧客に選択肢を与えることで
自然に追加メニューや次回予約につながります。
実践ポイント:
小さな提案から始める
いきなり高額なメニューを勧めるのではなく
まずは気軽に取り入れられる小さなサービスを提案します。
たとえば、「今日は前髪の調整も一緒にどうですか?」と
いった具合です。一貫性のあるメニュー提案
一度受け入れてもらった後に、次の段階で
より価値のあるサービスや商品を提案します。
これにより、顧客は「せっかくここまでやったんだから」と
心理的に納得しやすくなります。
4. 「感謝の気持ち」を伝える【返報性の原理】
人は何かを受け取るとその行為に対して
お返しをしたいという心理が働きます。
これを「返報性の原理」と言います。
小さな美容室であっても、顧客に対する感謝の気持ちを
積極的に伝えることで
次回の来店や口コミを促進することができます。
実践ポイント:
手書きのメッセージカード
来店後に「本日はご来店ありがとうございました」といった
手書きのメッセージを送ると、顧客は特別扱いされていると感じます。
小さなサロンならではのパーソナルな対応が、リピートにつながります。
何度も伝えているように”1人型経営でDMをヤラナイ選択”はないです。無料のアフターケア提案:施術後に「こちらのトリートメントサンプルもお試しください」といった小さなプレゼントを渡すことで、顧客は次回も同じサービスを期待し、来店する可能性が高まります。
年末年始に向けてDM戦略は有効な手段です。
5. 継続的なコミュニケーションを大切にする【ザイオンス効果】
顧客との接触回数が増えることで、
その人や物に対する好感度が上がる現象を
「ザイオンス効果」と言います。
美容室経営でも、定期的に顧客と接触することで
顧客があなたのサロンに親しみを感じ
リピーターとして定着しやすくなります。
実践ポイント:
定期的なDMやニュースレター:顧客に定期的にメールや
ニュースレターを送り、サロンの最新情報やキャンペーンを
知らせましょう。
これにより、顧客は「また行ってみようかな」という気持ちに
なりやすくなります。SNSやブログでの発信:小規模な美容室であっても
SNSやブログを活用して顧客との接点を増やすことができます。
お店の雰囲気やスタッフのこだわりを発信することで
顧客に親近感を抱いてもらえます。
10月からハガキの値段が上がります。
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結論
スタッフが少ない美容室でも、心理学を応用することで
リピーターを増やし、顧客に「また来たい」と思わせることが可能です。
初対面の瞬間から、カウンセリング、アフターケアまで
一貫した丁寧な対応と共感を心がけることで
顧客との信頼関係を深め、リピーター獲得に成功します。
今すぐできる小さな行動から始めて
美容室の魅力をさらに引き出していきましょう。
もう来年の勝負ははじまります。
ひとつでもできる事ははじめて
あなたが儲かる美容室の仕組みを
つくりあげていきましょう。