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西中島東鳥
2017年4月22日 06:45
草色のストール揺れて図書館の隅のテーブル君はまどろむ(竹内亮)頬杖でささえきれないまどろみの向こうであなたは数式を解く(鈴木美紀子)まどろみはほほえみに似て凍りつくどこへも行けぬ夢の魚たち(倉阪鬼一郎)目覚めたら喉が渇いていてだれも魚の頃の話をしない(鈴木晴香)一日の終をまどろむわたくしに今日を生き抜くわたくしが過ぐ(中畑智江)肉体を疲れに浸けて眠るまで壁に