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西中島東鳥
2017年9月30日 20:08
確実にだれも待ち望んでいない私的な賞の発表をするのは、本当に烏滸がましいのですが慣例なので、今年も裏短歌研究新人賞を発表させていただきます。短歌研究九月号に掲載されていた全首を全身全霊込めて読んだのだけは事実ですのでどうかお許し下さい。 今回の新人賞はあくまでも目にとまった一首のみでの選考であり、一首部門での受賞作品の決定をさせていただいております。最終選考通過作のそれぞれの歌が素晴
2016年9月22日 05:12
短歌研究の9月号をいただいた。短歌研究新人賞発表号である。ほとんど期待などしていなかったが、案の定あまり美味しくなかった。相変わらずのレシピでは、味が変貌することはない。 以前から思っていたことだが、やはり、短歌研究新人賞は賭博だ。読者のうちの五百人が、応募票付きの冊子代の千円を出し合って用意した賞金をくじ引きで選ばれた優勝者に授与するようなイメージ。まあ多くの歌誌はもち