【ミドル教員のマネージメント】職場に必要なメンタルヘルスは、マネージメント
メンタルヘルスやメンタルケア、といった研修を受けた事がある方は多いと思いますが、活用できる内容でしたか?
多くのメンタルヘルス研修では、マインドフルネス的なセルフケアを目的にした内容が散見されます。もちろん、セルフケアは大切ですが、マネージメントする立場にあれば不十分です。大切なのはストレス原因を取り除くための職場環境の改善であり、もちろんそういった内容の研修もあるでしょうが、それは実際に実行可能な内容でしたか?
理想論を学ぶ事は大切ですが、それを実行できなければ、それをサポートせずに強要したりすれば、逆に管理職のストレスが増大させてしまいす。
大切なのは、仕事の見通しを持つ事であり、今の課題や困り事等を言語化して分析して対策を立てる必要があります。
・何していいかわからない。
・何やったってどうせだめだ。
・自分なんて、組織なんて。
そんな学習性無力感こそが、ストレスの一番の原因と言えます。
だからこそ、
「なんとなく、いけそうな気がする!」
そう感じられるように、モヤモヤしている不確定要素を言語化して、確定していくことが大切です。
だからこそ、職場での一番のメンタルヘルスは、マネージメントにより、職場の負荷を低減させる事なのです。
もちろん、いわゆるメンタルヘルスについて、知識を得る事は大切です。セルフケアのためにも、アドバイスするためにも、実際に活用して欲しいと思っています。
ですが、どれだけ目を閉じて瞑想しても、目の前の課題がなくなるわけではありません。自分がやらねばならぬ事は、やっぱり自分でやらなければいけないのですからね。
研修では一般論しか話せませんから、知識を得ることしかできません。
その知識を活用して、どう目の前の課題を解決するか?そんな具体的なサポートが必要なのですが、それが一番足りていないのがもどかしくあり、なんとかしたいものです。
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