中島征一郎

いじめと不登校をなくすために 「週刊 安全基地学級」 「みんなのがっこう」 「NPO法人Grow Up」 「なかじまなび塾」

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  • いじめをなくすための自作道徳教材文

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「つみきメソッド」子どもの自己肯定感を高める関わり方

このnoteは、NPO法人Grow Up の活動として、「いじめをなくす」ことを目的とした「自己肯定感を高める講座」の小冊子から、文章だけを抜粋したものです。 小冊子にあるイラストはありませんが、文章だけでも読んでいただき、子どもとの関わりをより良くするための一助となれば、とても嬉しいです。 0.はじめに 本小冊子は、私のプロコーチとしての10年以上の経験をもとに、お母さんや学校の先生や多くの方々に行っているコーチングテクニックを「つみきメソッド」と名付けて、子どもの自己

    • 「理想と現実をつなぐ」

      成長したい!と考えて、色々と学んでいる人は多いですか、望む成果を出せていない人がほとんだと思います。 本を読んだり、動画を観たり、人から教わっても、行動できない。 やれば良いことはわかっていても、実際に行動できずに、凹んでしまう。 でも、成長することを諦めたくない!そう思うことはありませんか? * ランディングページみたいな書き出しになってしまいましたが、成長のメカニズムについて、今日のメルマガでは書こうと思います。 ・成功者だけが行なっている9つの習慣 ・やる気が

      • 【読むサプリ vol.1】同じような失敗を繰り返して、落ち込んでいます

        今回の相談者と同じような経験をした人は、多いと思います。もちろん中島も、ええ若い頃は言われていました。今では偉そうに話していますが、前職ではダメ社員からスタートしていますので、気持ちはよくわかります。 ですが、仕事は技術です。失敗して振り返り、次に活かすことで誰もが身に付ける事ができる技術ですから、今回は、失敗を成長の糧にする方法について書きました。 私のセッションでは、開発した「つみきメソッド」の「5つのめがね」を用いて、悩みの分析から解決までを行っていますので、自分事

        • 【読むサプリ vol.0】メンタルが安定していれば、大抵の事はなんとかなる。

          【読むサプリ vol.0】メンタルが安定していれば、大抵の事はなんとかなる。 「いじめをなくす」ために仲間と共にNPO法人Grow Upを立ち上げて、10年近く活動を続けています。 「自己肯定感を高めて、いじめをなくす。」との考えから、小中学校の職員研修や、小学校での授業や親子活動、親向けの講座等の活動を継続して行なっていますが、いじめをなくすためには、もっともっと多くの人に知ってもらう必要があります。 そもそも、自己肯定感ってわかりづらいですよね。自己重要感や自尊感情

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          道徳マップで授業を解析「授業を研ぐ」

          渡辺道治先生の新刊「授業を研ぐ」の中で紹介されている飛び込み授業について、私が開発した「道徳マップ」で解析しました。 「授業を研ぐ」 「道徳マップ」 注意:今回は一般的な道徳授業ではないので、道徳マップの9マスの使い方が異なります。 ・YouTube 道徳マップ 紹介動画 ・note 道徳授業が苦手な先生のために開発した「道徳マップ」公開します! 本の中で東京学芸大学の松山康成さんが飛び込み授業を分析しており、異なる視点からの分析が本を読んだ先生方の一助となればと思

          道徳マップで授業を解析「授業を研ぐ」

          子育ての答えを見つけるために

           10月21日に、新潟県長岡市産後ケアハウスねんねこ さんにて、 NPO法人Grow Upの活動として、お母さん向けの「子どもの自己肯定感を高める講座」を行いました。  今回は、新しく開発した「つみきメソッド」についてお伝えしました。つみきメソッドは、私のコーチングテクニックの中でも根幹となる「視点を切り替える(リフレーミング)」を「5つのめがね」として体系立てたものです。  つみきメソッドについては、講座の内容について小冊子にしています。その小冊子の文章をnoteに書い

          子育ての答えを見つけるために

          ゲームと現実の、同じ部分と違う部分

          「ゲームでは始まりの町に留まっている人はいないのに、なぜ現実では留まり続けているのか?」 といった話は自己啓発界隈ではよく言われるフレーズです。 一見すると、「確かに!冒険に出なければ!」と感じる人も多いと思いますが、そもそも前提が異なっているので、チャレンジできない事に気付き凹む人の方が多いですよね。 そんなツイートがタイムラインに流れてきたので、反論というか補足というかでツイートしました。 このnoteでは、ツイートでは書ききれなかった部分について書きました。 5

          ゲームと現実の、同じ部分と違う部分

          道徳授業が苦手な先生のために開発した「道徳マップ」公開します!

          昨年度から、いじめと不登校をなくすことを目的としたオンライン勉強会「週刊安全基地学級」を主催してきました。 その中で、学級を安全基地にする学級経営には道徳授業の活用が重要であるが、道徳授業を苦手な先生が多い、と知りました。 そこで、私のプロ講師としての知識と経験から開発した道徳授業準備のフレームワークが「道徳マップ」です。 講座等を行い、昨年の秋から、道徳マップの活用についてフォローアップするオンライン勉強会「道徳マップ実践会」を合計24回実施しました。 実際に道徳授

          道徳授業が苦手な先生のために開発した「道徳マップ」公開します!

          子ども達のインターネットリテラシーをどう高めるか?

          タイトル通りなのですが、子ども達のインターネットリテラシーについて危惧しています。デジタルネイティブの子ども達ですが、必ずしもリテラシーが高い訳ではありません。 リアルよりもインターネットの方が、人生への影響が大きいですから、子ども達を守るためにインターネットリテラシーをどう高めるか、についてつらつらと書きました。 * ご存じの方も多いと思いますが、Instagramを中心としてバイトテロや回転寿司テロが話題になっています。10年くらい前にもTwitterで同じような事

          子ども達のインターネットリテラシーをどう高めるか?

          生徒指導提要をどう活用するか?

          12年ぶりに改訂された「生徒指導提要」が公表され、2ヶ月近くが経ちました。全国で、さまざまな勉強会が開催されています。有志によるものもあれば、教育委員会が主導するものもありますが、読み合わせや読解が多く、実際にどう活用するか?を学ぶ場が少ないように感じています。 生徒指導提要 文部科学省 生徒指導提要(改訂版) 生徒指導提要について、プロのコーチとしてクライアントの先生方にアドバイスするためにだけでなく、講師として記事の執筆者としてだけでなく、私が理事長を務めるNPO法人

          生徒指導提要をどう活用するか?

          「生徒指導提要」は、今どの本よりも読むべき文章です

          実は、生徒指導提要、と言うものを今回初めて知りました。 文部科学省 生徒指導提要(改訂版) 12年ぶりに改訂されたものが、令和4年12月に公表されました。 オンラインでの勉強会に合わせて、自分の担当である第Ⅱ部第4章「いじめ」を読み込んでいます。 もちろん、第Ⅰ部の全てにも目を通しています。 とても素晴らしい内容であり、この冬休みを用いて、先生方はもちろん保護者や教育関係者、議員の方々にも読んで欲しいと思います。 * 生徒指導提要は、法令や学習指導要領よりも読みや

          「生徒指導提要」は、今どの本よりも読むべき文章です

          「どう言えば相手を傷付けずに断れるか 6年生向け」Rev.0 

          「どう言えば相手を傷付けずに断れるか 6年生向け」Rev.0                            作者:中島 征一郎 「もう、また忘れたの!?帰って来たらすぐ出しなさい、って言ってるじゃない!!」 A:主人公「主張、共感、同調」 B:主人公の友達、おっとりしている「共感」 C:クラスのボス的存在、Aの幼馴染、「主張、同調」 D:Cの自称子分、Aを嫌っている、お調子者「共感、同調」 「Aくん!今日も帰ったら一緒にやろうよ!」 授業終わってからも今日のゲ

          「どう言えば相手を傷付けずに断れるか 6年生向け」Rev.0 

          「(仮)カバードアグレッション SIDE:B」Rev.0 

          「(仮)カバードアグレッション SIDE:B」Rev.0                            作者:中島 征一郎 「はい、Aさん良いですね、では次の人続きから読んで。」 そう言われて、ほっとしながら、教科書を机に置いて席についた。 教科書を読むはいつも緊張する。バレエのようにたくさん練習していれば良いのだけど、その場で読む場所を指定されるから、間違わないように、噛まないように、と思うから、緊張する。 「Bさん、聞いてますか?」 「は、はい!」 急に言

          「(仮)カバードアグレッション SIDE:B」Rev.0 

          「(仮)カバードアグレッション 高学年中学生向け」Rev.1 

          「はい、Aさん良いですね、では次の人続きから読んで。」 そう言われて、ほっとしながら、教科書を机に置いて席についた。 教科書を読むはいつも緊張する。バレエのようにたくさん練習していれば良いのだけど、その場で読む場所を指定されるから、間違わないように、噛まないように、と思うから、緊張する。 「Bさん、聞いてますか?」 「は、はい!」 急に言われてびっくりしたBちゃんの声に、クスクスとクラスが乾いた笑いに包まれた。 Bちゃんの方を見ると、教科書だ顔を隠していた。 Bちゃん

          「(仮)カバードアグレッション 高学年中学生向け」Rev.1 

          【道徳】道徳授業に必要なのは、臨機応変な対応力

          昨日、小学校で「インターネット・リテラシー」の外部講師をしました。 授業中の子ども達の反応が良かっただけでなく、ワークシートに書いてくれたものや、アンケート結果も「非常に良い」の割合が一番多かったですし、先生方からも高評価をいただき、嬉しかったです。 今までも外部講師として授業してきましたが、新聞を用いたスピーチやプログラミング、作文等の技術を伝えるものが多かく、今回は子ども達のトラブルを減らすために知識だけでなく、考えて言葉にするワークを取り入れました。 学校とも相談

          【道徳】道徳授業に必要なのは、臨機応変な対応力

          【ミドル教員のマネージメント】普通の先生が、凄い先生からどう学ぶか?

          直接話をするだけでなく、本や論文だけでなく、Twitter等SNSで先生方と対話して思うのが、年齢関係なく素晴らしい先生はたくさんいる、という事です。 色々と発信している先生は多くても、教員のクライアントさん達から相談を受けたり実際の職員室では、多くの先生方は普通の先生と言えるでしょう。 素晴らしい先生の素晴らしい実践は、とても素晴らしい。 でも、それを普通の先生が実践できるのか?と考えれば、後進育成の視点で捉えるのなら、必ずしも素晴らしい実践とは言えません。 * 多

          【ミドル教員のマネージメント】普通の先生が、凄い先生からどう学ぶか?