けのびは大事part3
今回は「けのび」について第三弾です。
以前の記事↓↓↓
https://note.com/nakagawakun24/n/n9d0086ffc89b
https://note.com/nakagawakun24/n/n9d0086ffc89b
今までも「けのび」の重要性について書いてきましたが、またまた「けのび」について書いていきます。
何故この記事を書こうと思ったかというと、明後日のレースに向けて練習をしてきました。
その際に、飛び込み練習をしたのですが、たまたま居合わせた人に「飛び込みを見て欲しい」と頼まれて、多少のアドバイスをさせていただきました。
その際に思ったのですが、飛び込みって泳ぐ時間のほんの一瞬で、その後の泳ぎの時間の方が圧倒的に長いですよね?
確かにレース前に飛び込みの練習をしておくことは必要だと思います。
ここからは自分の理論になりますが、飛び込みは
・フライングしない
・ゴーグルが外れない
・浮き上がってこれる
この3点がとりあえずできていれば、問題ないと思います。
基本的に飛び込みで変わるタイムなんてせいぜい1秒くらいじゃないでしょうか?
それよりも、飛び込んだ後の、浮き上がりや泳ぎそのものをしっかり練習することの方が大事じゃないでしょうか?
ある程度練習して泳ぎの部分だけでは、これ以上タイム縮めるのは難しい!という段階になってからでも、飛び込みの練習は遅くないのではないでしょうか?
飛び込み、ターンなど周辺技術の練習って取り組みやすいし、改善することが泳ぎの部分に比較すると簡単なので、取り組みやすいのは分かりますが、正直後回しでもいいのでは?と考えています。
かなり話が逸れましたが、ここからが本題で「けのび」についてですが、先程の飛び込みに絡めていくと、
・飛び込んで水に入る瞬間
・水に入った後の姿勢
・ドルフィンキック(バタ足)で浮き上がってくるまでの姿勢
以上の3つは「けのび」の姿勢ですよね?
飛び込んで浮き上がってくる時間の中で、「けのび」の占める時間は80〜90%くらいになりませんか?
じゃあ、浮き上がってきて泳いでいる時に
・姿勢がとれて下半身が浮いてる状態
・姿勢が崩れて下半身が沈んでいる状態
どちらが速く(楽に)泳げるかは言わなくても分かりますよね?
要するに「けのび」の練習→「姿勢がキープできるようになる」ことは泳ぎを上達するためには、必須なのです。
ちょっと苦言になりますが、大人から水泳を始めた方は、「とりあえず」泳げるようになることを優先しがちじゃないでしょうか?
確かに大会に出るわけじゃなくて、記録も目指してないのであれば、そこまでこだわる必要はないのかもしれないですが、もっと上達したいと思うのであれば、基礎は徹底的に練習した方が時間はかかりますが、最終的に出来上がったものの完成度は高くなるし、応用も効かせやすいですよ!
目先の「とりあえず泳げる」を目指すことを否定しませんが、より上達を目指すのであれば、基礎にしっかり時間を費やした方が、結果早く上達すると思います。
せっかく上達を目指すのであれば、しっかりとした基礎を積み上げて(できれば何も考えなくてもできるレベルまで練習)いけると、良いのではないでしょうか?