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#10 実力を最大限に発揮するために。自己評価を上げて自信をつける方法

 #10のテーマは、「自己評価」です。
 「自分は仕事ができない」「どうせ自分なんて…」 そんな風に考えてしまうことはありませんか? 自己評価が低い状態では、本来の実力を発揮できないだけでなく、やる気の低下や集中力の低下にも繋がります。 今回は、自己評価を高め、自信に溢れた毎日を送るためのマインドセット改善方法をご紹介します。少しでも参考になれば幸いです!

1. 自己評価の重要性

自己評価と自信

 自己評価と自信は、切っても切り離せない関係にあります。自己評価が高い人は、自分自身の価値を認め、能力に自信を持っているため、困難な状況にも臆することなく、積極的に行動することができます。 そこでたとえ失敗を経験したとしても、それを成長の糧として捉え、前向きに乗り越えていこうという気持ちが働くのも特徴です。
 一方で自己評価が低い人は、自分に対してネガティブな評価を下し、自信を持てずに行動に移すことを躊躇してしまいます。 その結果、せっかくのチャンスを逃してしまったり、周囲の人と比べて劣等感を抱いてしまうことがあります。

パフォーマンスへの影響

 高い自己評価は、仕事のパフォーマンスを向上させ、創造性や問題解決能力も高まるとされています。一方で低い自己評価は、ストレスやうつ病などの精神的な健康問題を引き起こす可能性があったりします。

2. なぜ自己評価が低くなるのか

過去の失敗や批判

 過去経験した失敗や、他者から受けた批判は自己評価を低下させる大きな要因となります。たった一度の失敗が「自分は失敗する人間だ」という極端なレッテルを貼るきっかけにもなります。このような経験が自分自身の能力や価値に対する自信をポッキリと折ってしまい、自己評価を下げる要素となり得ます。これらのネガティブな経験が積み重なることで、失敗や批判に対する恐怖が先行し、積極的な行動を取れずに自己評価が低下してしまいます。

比較と競争

 現代のビジネス環境において競争が激化しています。SNSの活用により、見栄え良く繕うことも容易に出来る環境によって、他者との比較が日常的に行われます。このような環境では、周囲の成功に対して自分が「劣っている」と感じやすくなります。自分自身の価値を他人と直接比較することで、「自分はまだまだだ。」と思い込み、自信を失うことがあります。特に、職場での業績評価や昇進の機会において、他者の評価が高く自分自身が格下であるという現実を突きつけてきた瞬間に、自己評価は容易に下降します。

ネガティブな自己話

 自己評価の低下にはメンタル要因も大いに影響を及ぼします。例えば、自分自身に対してネガティブな言葉を掛け続けることによって生じます。「私はできない」や「私は不十分だ」といった自己否定的な言葉は、自分の心の無意識に深く刻まれ、無自覚に自己評価を下げる根本的な原因となります。このようなネガティブな自己話はパフォーマンスにブレーキをかけることにつながっていくわけです。

 これらの要因は無意識に日々積み上がり、自己評価が低下していることに気付かないうちに悪影響を生むことがあります。自己評価を健全に保つためには、これらの要因に対して常に意識を高め、影響を和らげるための具体的な対策が必要です。

3. 自己評価を高めるために必要な思考

現在に焦点を当てる

 自分自身のメンタル不調は時空の行き来に問題があることが多いです。過去や未来にメンタルは飛び続けてしまいます。過去に気持ちがいくと「後悔」が生まれ、未来に気持ちがいくと「不安」が生まれてしまいます。過去の失敗や未来の不安に心を動かさないで、現在の瞬間に焦点を当てる意識がとても重要です。現在の行動に集中することで、自己評価を高める基盤を作ります。

成功体験の振り返り

 過去の成功体験を振り返り、自信を高めることが重要です。日本人は特に、自分を褒めることをしません。「これくらいできて当たり前」「誰でも出来るから」ということは一切ありません。一つ一つの成功は人生を大きく変えるきっかけにもなりうるんです。その財宝である、「成功体験」を記録することで、自己評価を高める材料を蓄積します。

コントロールできることを考える

 自分がコントロールできる要素に焦点を当てることで、安心感と自信を得ることができます。例えば、目標設定やタスクの優先順位付けを行うことなどが挙げられます。人間の悩みの8割はコントロールできないものに囚われていることが原因です。いかにコントロールできることに目を向けられるかを考える習慣を思考につけていきましょう!

4. 自己評価を高めるトレーニング

マインドフルネスとポジティブ思考

 先ほど扱った「現在に焦点を当てる」練習として、マインドフルネスは効果的です。実践を通じて、現在の瞬間に集中します。
 また、ポジティブな思考を養うために、感謝の日記や成功体験の振り返りを行います。毎日必ずどんな日であろうと褒めることはあるはずです。全力で向き合って、強制的に褒められるポイントを探すべきです!

アサーティブな自己表現

 アサーティブとは、「相手を尊重しながら自分の意見や要望を伝える」コミュニケーションスキルのことを指します。「自己主張」とも言います。自己評価を高めるためには、自分自身に対するアサーティブな言葉遣いを心がけます。例えば、「私はできる」や「私は価値がある」といったポジティブな自己表現をしてみて、気持ち悪さがなくなるところを目指していきます。

フィードバックの受け方

 他者のフィードバックを受け入れる際に、建設的なものだけを取り入れ、ネガティブなものは無視するという方法です。どうしてもフィードバックには相手の感情が乗っていることも多いですが、文字だけを見ると建設的な内容が含まれているものです。フィードバックを学びの機会として利用することで、自己評価を高めます。

5. 相談乗ります

 自己評価についてさらに詳しく知りたい方は、個別カウンセリングやオンラインサポートもご利用ください。プロジェクトに挑むあなたのために、継続的なフォローアップも行っていますので、お気軽にご相談ください。

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中里匠吾
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