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【読書録】星を継ぐもの ジェイムズ・P・ホーガン
あらすじ
月面調査員が真紅の宇宙服をまとった死体を発見した。綿密な調査の結果、この死体は何と死後五万年を経過していることがわかった。果たして現生人類とのつながりはいかなるものなのか。やがて木星の衛星ガニメデで地球のものではない宇宙船の残骸が発見された……。ハードSFの新星が一世を風靡した出世作。
感想
理系なのにも関わらず、今までSF作品にほとんど触れてきませんでした。今回は恋人からおすすめされて読んでみました。
まず思ったのが、著者の知識量の多さです。物語は月で見つかった死体の科学的な調査から始まります。その調査の内容が本格的で正直完全には理解できていないと思います。ここまで広い分野の知識を持っているとはこの著者いったい何者、、、と思いながら読んでいました。
そして何より、人類が宇宙開発をだいぶ進めている近未来のお話なので、随所にロマンを感じる内容となっています。これは理系でなくともきっと同じ感情を抱く方が多いはず!そして作中の年代まであと5,6年で追いついてしまうということに一番衝撃を受けました。また40年以上前の人が思い描く未来を鮮明に感じられることが名作SFの魅力なんだなと感じました。(日本で言えば、鉄腕アトム的な)
本作はどうやらシリーズ物のようなので、続きもぜひ読んでみたいです。