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ママこそ起業した方がいい理由

起業家が少ない日本ですが、女性が起業を考えるひとつの大きなタイミングが、出産。

「子どもが小さいうちは母親が側にいたほうがいいのではないか・・・」

「ワンオペ育児になれば会社との両立は難しそう・・・」

こうした、どちらかというと消極的な理由で起業を選択肢に入れる女性も少なくありませんが、ママこそ起業した方がいい理由はたくさんあります!

今日の記事は、会社勤めと家事育児の両立に自信がない方や、産後の職場復帰で悩んでいる奥様をお持ちの男性にオススメです。


働くママたちの幸福度が下がってしまう日本

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世界中で「幸せ」について研究が進み、多くの国々で男女ともに40代後半が人生でもっとも不幸と言われています。

最初の子どもが生まれるときが幸せのピークで、その後急激に幸福度が下がるというのも、万国共通と言えそうです。

特に日本では、働くママが増えたことで、子どものいる女性は新しい世代ほど幸福感を感じにくいという傾向があります。


実はこれは、子どもの有無に関係なく、専業主婦よりも働いている女性の方が幸福度が高いアメリカとは対象的な結果です。

アメリカでは、子どもの有無による幸福感の違いはあまりなく、

むしろ働くことで経済的なゆとりができ、社会的やりがいを感じられるために、働く女性の幸福度が高くなっています。

ところが日本では、世帯所得が高く、専業主婦でいられることが、ママの幸福度を押し上げる要因になっています。


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2018年度版の「男女共同参画白書(概要版)」によると、1997年に夫婦ともに働いている「共働き等世帯数」がそうでない世帯数を上回って以降、共働き世帯は増加傾向が続き、2016年には1,100万世帯を超えました。

厚生労働省による2017年度の調査では、子どもがいる世帯の母親のうち、(雇用形態を問わず)働いている人の割合は「約7割」という結果が出ています。


働く女性の割合が先進諸国並みになったと喜ばれる一方で、日本の働くママたちは、

「経済的にやっていけるか」「子育てしながら仕事をすることが難しそう」という不安にさいなまれているんです。


圧倒的に時間がない!ゆとりがない!働くママたちの現状

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同じママなのに、どうしてアメリカでは働いているママの方が幸せで、日本では働いていないママの方が幸せなんでしょうか?

これはやっぱり、働くママを取り巻く日本の環境に原因があります。


アメリカはもともと日本よりもリモートワークが進んでいましたが、

コロナ以降もリモートワークをしたいと答えた人は、なんとオフィスワーカーの83%(PwC's US Remote Work Survey 2020)。

男女ともに、自分のペースで働けることにリモートワークの価値を感じています。


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一方で日本は先進諸国に比べて、子どものいる共働き夫婦の家事や育児にかける時間が、男女で圧倒的に違います

さらに働き方改革や女性活躍推進が進んでいるとはいえ、まだまだ社会や企業の体制が追いついていません。


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結果60%以上の働くママたちが、育児と仕事の両立で職場や家族に対して「罪悪感」を感じたり、このままでいいのかという不安を持っています。

さらに仕事と育児の両立に「つらさ」を感じている働くママは7割以上。

男性の意識改革や、社会や企業の体制や制度の改革は必須ですが、

毎日待ったナシで働きながら家事や育児をこなすママたちには、今すぐ解決策が必要な状況なんです。


『ママ起業家』という生き方・働き方

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『ワーク・イン・ライフ』という言葉を聞いたことがありますか?

仕事と生活の調和を目指すワーク・ライフ・バランスは、ワークとライフを切り分けた考え方なのに比べ、

『ワーク・イン・ライフ』は、ライフ(人生)にはいろいろな要素があり、ワーク(仕事)はその中のひとつ、という考え方です。


『ワーク・イン・ライフ』を実現しやすくするために、ワークの場とライフの場を同じにするという方法があります。

リモートワークはそのためのひとつの手段ですが、仕事内容や上司や同僚との関係など、自分で決められない部分も多く、

特に日本では、リモートワークという働き方自体が、まだまだ浸透しているとはいえません。


そこで注目されているのが『ママ起業家』という生き方・働き方です。

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『ママ起業家』とは文字通り、起業するママのこと。

当然、何で起業しても構わないのですが、わたしのオススメは、

ママとしての経験が生かせることで、自分が「好き × 得意なこと」をビジネスにすること。

もう少し欲張りになれるなら、

それをビジネスにすることで、自分にも家族にもうれしいことがあること❤をお仕事にすることがとてもオススメです。


たとえばアメリカでは、写真好きの女性が産後自分のこどもの写真を撮るためにさらに腕を上げ、それを生かして仕事にするという「ママ・フォトグラファー」というジャンルが日本よりずっと前から確立されていました。

わたしもグアムでフォトグラファーとして起業したときこれを意識したところ、まだママ・フォトグラファーが日本に少なかったこともあり、

すぐにCREAやゼクシィなど日本の雑誌からも取材をいただき、とてもスムースに起業できました。

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他にもお料理が得意なママがおうちで料理教室を開いたり、ハンドメイドが得意なママが、手作りバッグやアクセサリーなどをネットショップで販売したりというのも、

自分の経験を生かして「好き × 得意なこと」をビジネスにできるカタチですね。

ちなみに上に張った素敵なテーブルの写真は、千葉で天然酵母パン教室・麹レッスン Natural Kitchen YURAを主宰されている薮内真紀さんのもの。

ママがスキルアップすればするほど、ママのお仕事だけでなく、家族もこんな素敵なお料理を楽しめるんだから、

ママ起業って、収入だけでは語り尽くせないメリットがたくさんあります!


コロナでますます先行きの不透明な時代、お勤めすれば来月も確実にお給料が振り込まれるわけでもなくなってきました。

それでも家族のために仕事と家庭の両立に悩み、罪悪感や心身の不調を抱えながら会社勤めと子育てをがんばった結果、

「子育て中が、人生で一番不幸せ・・・」

となってしまうのは、あまりにも残念ですよね。


ママが笑顔で、イキイキと輝いている様子を見ることで、子どもたちの自己肯定感も、人生への前向きな姿勢も変わります!

自分にとっても、子どもにとっても二度と戻らない大切な時間

ワークもライフも自分らしくクリエイトできる「起業」という選択を、子育て中のママこそ選んでほしいんです。

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鶴賀奈穂乃|ママのスキマ起業サポート@UKA
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