心と身体を快適に保つのに役立つツール #6 幸せホルモン
人の気分や、感情というものは、
「なんとなく」ということが多いように思います。
「なんとなく」機嫌が悪い日があったり
「なんとなく」じんわりとした幸せを感じる日があったり
その「なんとなく」というのは、脳の中で細胞同士がやり取りをしている物質に影響されている、ということらしいです。
ここで医学的な説明など、私にはできませんが、この「脳内物質」というのは、ホルモンとか、そういうものをイメージしていただければ良いのかと思います。
俗に「幸せホルモン」なんて呼ばれる物質もあって、
・セロトニン
・オキシトシン
など、なんとなく聞いたことのある名前の物質があるのですね。
この物質がバランスよく分泌されていると、幸せを感じやすい。
そして、そのためにはこうすればよい、ということまで、わかっていたりもします。
これ、すごいことだと思いませんか?
だって、こういうことをやれば、勝手に(自動的に)幸せを感じていられるってことなんですよ。
気持ちが沈んでいるのを、努力や根性でどうにか明るくしよう、というのはとっても大変なこと。
やる気が出ない時に、むりやり何かしようにも、とてもつらい。動けない。
ですよね。
だけど、意思で「心をどうにかしてやろう」、ではなく
「身体に働きかけたら、自然と心がいい状態になった」
という方が、楽だし、気持ちがいい。
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セロトニン
セロトニンというのは、心のバランスを整える作用のある脳内物質で、
自律神経を整え、ストレスによるイライラを抑えて、心身の安定や心の安らぎなどにも関与するもの。
セロトニンが不足すると気分が落ち込んでやる気がでない状態に陥りやすくなるのだそうです。
このセロトニンを増やすためには、以下が効果的と言われています。
◎1日30分程度の日光浴(特に朝)
◎集中したリズム運動
◎スキンシップ・グルーミング
この中で、リズム運動というのは、
歩く
食べものを噛む(咀嚼)
意識的に行う、規則正しい呼吸(深呼吸・腹式呼吸など)
スクワット・腹筋などの筋トレ
料理(みじん切りとか千切りを延々と無心で行っているとき・大根おろしもよさそう)
フラ、太極拳のような動き・ダンス
ドラムやパーカッションのような楽器の演奏
などなど、いろいろありますね。
ヨガも呼吸に意識を向けて動いていくものなので、とても良いと思います。
歩く、咀嚼、などは無意識にやっていることが多いと思いますが、これを意識的に集中しながら、リズム運動としてやってみると良さそうです。
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改めて、このセロトニンを増やす方法を見ていると。
◎1日30分程度の日光浴(特に朝)
◎集中したリズム運動
◎スキンシップ・グルーミング
朝ちゃんと起きて日に当たり、一日のリズムを確保すること
(朝日を浴びると、夜も寝付きがよくなります)
日常生活の中にも、必ずあるリズミカルな動きを意識的に楽しむこと
(歩く・呼吸・料理・運動)
そして、家族・親しい人・ペット等と楽しく触れ合うこと
ひとりの人は、自分自身を丁寧にグルーミングしてあげる。
マッサージを受けにいくのもいいし。
そんな生活、健康的で楽しくていいですよね。
楽しんでいれば自然と健康的に生きていける。
そんなことを改めて思いました。
そんなにむつかしいことではないので、ちょっと試しにトライしてみてください。
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