【再読】『メモの魔力』前田裕二 抽象化、自己分析
自由に出来る時間が多い(4月~働いてないジョブレス)がゆえに、自分の気になったことはどんどん調べられる。今やってることの横道にそれることだと分かってるけど、やっぱり気になったその時に調べないと、鮮度が大事!
ということで、「抽象⇔具体」について易しく教えてもらって目から鱗的に分かった。→前田さんの本でも言ってたよね?→再読する。となりました。
1回読んでるのでサクッと読めたんだけど、抽象化だけじゃなくて自己分析についてもめちゃくちゃふれてあって、読み進めるうちに「これ、今の私がやってることと重なることが多い」と、気づき収拾がつかなくなってきました(考えることが多すぎて)。抽象と具体に加えて、自己分析。
この本の中で自己分析にまでふれてることについては忘れてたので、読み返してすごい良いタイミングではあったんだろうけど、時間が足りない。
ジョブレスなのに、時間が足りないって矛盾してるような気もする。
抽象化するとは
平たく言うと、他の事にも使えるルールや共通点、それを成立させてる核のようなものを取り出すことなのかなと思います。
それに気づくために具体的な問いの投げかけ方や、訓練の仕方について書かれています。そして、前田さんはそれを転用する所までをセットでするように言われている所に最大のポイントがあります。
メモで自分を知る(『メモの魔力』第3章)
「自分が何をやりたのか」を知っていないと、抽象化や転用のスキルを身につけても意味がないと書かれていて、刺さりました。まさに「自分がやりたいこと」を探すために人生の棚卸し中です。
『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 八木 仁平著』を読みたてほやほや、自己理解に取り組み中の私の視点で、共通点や刺さることをまとめます。
刺さる、めちゃくちゃ刺さる。せかやりで言う所の価値観。ここが私は、もやもやポイントです。「成長すること」が価値観と思っていたけど違うかもしれないと、最近解像度を上げて考えていて思えてきています。
これも、私が今言われてることだなと思いました。「自己理解を終わらせて、自分の人生に夢中になろう。」2冊の本で共通して訴えられているということは、真理なんだろうと思います。
「オタクが最強」ということを前田さんは書かれていて、つまり好きを極めているということです。単なる好きではなく、オタクと一歩踏み込んだ言い方をしていて、せかやりで言うところの、好き×得意の部分と共通する所がありそうです。
前田さんは自己分析ノートをそれこそ膨大な数書いていて、巻末に1000問の自己分析のための質問が用意されています。ここもせかやりと共通しています。(せかやりでは1000問も答えることは推奨されてなくて補助的な役割)
今人生の棚卸し中で、へこみながらやっているので、欠点ばかりが目についてもがっかりしなくていい、答えは必ず今までの自分の人生にあると前田さんが書かれていて、励まされました。欠点を知らないよりも知ってる方が前に進める。
そして、ここでも活きてくる抽象化の視点。
前田さんは、自分のコアにたどりつくまで問いに答え続けろと書かれていますがここは、せかやりと異なる点でした。
人生のグラフを作る、それぞれの時期にキーワードをつけるなども共通していて、自己分析に有効なんだなと思いました。
せかやりに書かれていることをまだちゃんと理解できているとは言えないけれど、自分の中に答がある、人生の振り返りをする、抽象化のスキルを身につけて使う、価値観をはっきりさせて、やりたいことに情熱をそそぐ、など共通することがたくさんありました。
また別の機会に読み返したら、刺さる所が違うかも?
再読して良かったです。