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不幸と幸福


{2023.02.13の記事}

私は、【元ネガティブ】代表として
『ネガティブに陥りやすい人を何とか助けてあげたい。』という気持ちだけ

あるんですよ。

上手く表現出来るかはわかりませんが必要な方へ届きますように。

 

●ネガティブになりやすい人
●落ち込みやすい人
●嫌な考えばかり浮かぶ人
●悩んだら悩み続けてしまう人
こんな人たちに、1度読んでみて欲しい内容を書きます。

前からちょこちょこ触れてきた内容でもありますが[嫌なことについて考え続けてしまう]タイプの人は、

ネガティブ→ベースポイント→ポジティブ

と、ネガティブからポジティブにいく中間地点に[自分のベースポイント]が存在していると念頭に置いておくのが良いです。


私たちは
『ネガティブからポジティブに変わらないと…!』と、極端な思考に陥りがちなのですが、

マイナス<0ポイント<プラス

のように、ネガティブからポジティブの間には必ず基準点が存在しています。

この基準点[自分にとってのベースポイント]を普段から意識して把握しておくと、いざネガティブに陥ってしまっても基準点へ返りやすくなります。


不幸と幸福の間にも[ベースポイント]は存在します。

ここまでは不幸に感じるけど、
この状態なら普通で
ここから先は幸せに感じる

と、人それぞれの基準点があります。


人それぞれポイントは異なるので自分なりのベースポイントがどこなのか、自分が分かっていると
『不幸だ。』と感じても
『いや、普通だった…!』と認識を改めやすくなりますし、
『平凡な人生だな…。』なんて思った時にも
『あれ、もしかしたら幸せかも…?』と気付きやすくなるのです。

『幸福になれなければ不幸だ。』と極論で思い込んでいるよりも、
『不幸に感じている状態から、とりあえず普通に戻ろう。』と考えられるだけで心がかなり楽になりやすいです。

文字で読むだけだと分かりにくいかもしれませんが、やってみると絶対に分かります。

落ち込んだ所から[自分の普通]に戻るだけでかなり楽になれます。


上級者になってくると、
『自分にとっての普通は、幸福だったんだ…!』と気付けるようになると思います。

ただし、自分の普通が幸福であることに気付けるまでにはしばらく時間がかかる人の方が多いと思います。

私の場合はそうでした。

普段のネガティブ度合いが強ければ強いほど、落ち込んだ時の落ち込み具合が大きければ大きいほど、
『自分は幸福な存在である。』とは思いにくいはずです。


もちろん、不幸からベースポイントに返っただけで
『あ、自分って幸福な存在なんだ!』と、感じる人もいるとは思います。

それでも、私のように
『不幸からベースポイントに返ったところでそれが即ち幸福だなんて思えるはずがない。』と感じる場合の方が多いのではないでしょうか。


スピリチュアルな世界では、
「不幸から抜けたら即幸福☆ミ」
みたいに言われることが多いです。

実際そうだと、今の私なら思えますが、
[不幸から抜けたらただの普通でしかないと、感じる段階]は確実に存在していましたし、ネガティブMAXな人間は
『不幸から抜けたらただの普通。』と理解するところから始めた方が
『幸福を感じられない自分なんて、ダメな存在だ…。』と自分を責めずにいられます。


人それぞれでしょうけれども、私は

不幸<普通<幸福

だと考えながら
『不幸を感じたらとりあえず普通に返る。』を繰り返して上手く進んでこれたので、この考え方をおすすめしています。

[ネガティブになりやすい人]は総じて何かしらのマインドコントロールに陥っているような状態です。

幼少期に厳しい躾をされたとか、辛い思いを経験したとか、様々な理由はあると思いますが、脳が自動的に無難な選択しかしないようにしか考えられなくなっている状態なのです。

『心の奥底ではこれを選びたいのに…。』
と、いう意識が顕在意識に上がってこない位にシャットアウトされているので、その心の叫びがネガティブな感情というシグナルとなって表面化している場合が多いです。

そんなマインドコントロール状態では
『幸福を感じること=また傷付けられる。』と、無意識に判断している場合もあります。

自分は幸福を感じよう、感じたいと思っていても脳が自動的に幸福を感じることを拒否するのです。

だから、
[不幸→幸福へ…と一足飛びに変化できない人もいる]
ということは理解してください。


不幸→普通
になることも、マイナスからベースへと
向上していることに変わりありません。

この、[マイナスから向上する]という経験を何度か繰り返すことで、
『ネガティブに陥ってしまっても、普通に戻れる。』という心のゆとりが生まれてきます。

心のゆとりが生まれれば、
『自分の脳は、いつも自動的にこういう考え方をしているが、その考え方は正しいのか?何故そんな考え方をしている?』など、自分のマインドコントロールに気が付くチャンスも増えてきます。


今の私は、他人から見てもネガティブな人には見えないでしょうけれども、かつてはとんでもないネガティブ人間でした。

だから、ネガティブな人の考え方が分かるというか、[人がネガティブに陥る仕組み]がとても分かります。

ネガティブになりやすい人は、自分のことを責めやすいのも気持ちが理解できてしまうんですよね。

今の私、個人的にはネガティブを生み出す原因は
『育つ環境のせいだ。』と考えています。

ネガティブは性格ではないんです。

だけど、
『自分はネガティブな人間だ。』と思っている間は
『自分はネガティブな性格だ。』って思い込みやすいはずです。

それで、非力ながら

ネガティブはあなたのせいではありませんよ!


というメッセージを書いておきたくてこのブログを書きました。

必要な人に届きますように。


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