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クラシック音楽を聴き始めの初心者におススメの鑑賞法「演奏家×楽器」でクラシック音楽の世界を広げよう♪

こんにちは!名古屋クラシック音楽堂(@nagoyaclassicca)です。今日はクラシック音楽を聴き始めの初心者の方から、まだ自分のクラシック音楽の鑑賞法がイマイチ固まらないという中級者くらいまでの方へのおススメの鑑賞法のご紹介です。

『クラシック音楽を初めて聴こう』と思った時に難しさに躓かない5つの方法

以前、名古屋クラシック音楽堂のウェブサイトの方でこんな記事を書きました。

この記事でご紹介した5つの方法とは、以下の通りです。

①クラシック音楽を題材にした漫画・小説・アニメ・映画の世界観から入る
②音楽配信サービスのプレイリストから聴き始める
③クラシック音楽の入門書を読んでみる
④クラシック音楽にウェブメディアや動画サイトで触れる
⑤思いきって演奏会やコンサートに行ってみる

詳しくは、『クラシック音楽を初めて聴こう』と思った時に難しさに躓かない5つの方法 の記事を読んでいただければと思いますが、この記事はクラシック音楽に興味を持ち始めたけれど、難しい。。敷居が高い。。どの曲から聞き始めたらいいのか分からない。。など、どうもつまずいてしまう方向けに書きました。

一番伝えたいメッセージは、「クラシック音楽を楽しむための入り口は無限に存在するし、教科書のような正解はない」ということです。

この記事に書いた5つの方法は、今でも僕の中では最適解だと思っていますが、最近もう一つ、ここに加えようと思う項目があります。

クラシック音楽の世界は「演奏家×楽器」で広がる

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僕がクラシック音楽を楽しむうえで、一番価値ある行動だと思うのは、先にご紹介した5つ目の「思いきって演奏会やコンサートに行ってみる」なんです。演奏会やコンサートで生演奏に触れた時の至福感は何物にも代えがたいものです。

とはいえ、いきなり演奏会やコンサートのチケットを買って会場に出かけるという行為のハードルの高さも重々承知しています。

そこで、試していただきたいのが「Youtube」でプロの演奏家が演奏している映像でクラシック音楽を聴くというアクションです。

ひとつ試してみましょう。クラシック音楽にそれほど興味がなくても誰もが聞いたことがあるであろう曲「バッハ作曲:G線上のアリア」

1つ目。きれいな森林の写真をバックに聴く

2つ目。アナスタシア・ペトリシャクというウクライナのヴァイオリニストの演奏。

2つのG線上のアリアを聴いてみてどんな印象を受けましたか?またどちらの動画が強く印象に残りましたか?

1つ目の動画では、どこかで聴いたことのある有名な曲をもう一度聞いた。くらいの印象だと思いますが、2つ目の動画を見ると、ソロのヴァイオリニストはもちろん、その後ろにも、ヴァイオリンやヴィオラ、チェロ、チェンバロなどの楽器を演奏している奏者が見えます。

アナスタシア・ペトリシャクというヴァイオリニストの演奏する姿に心惹かれたら、彼女のYoutubeチャンネルに飛べば、他にもヴァイオリンの名曲が聴けるでしょう。

例えば、シューベルトのアヴェ・マリアや、

エンニオ・モリコーネのニュー・シネマ・パラダイス(クラシック音楽局ではありませんが…名曲です)

ここまでの流れで、アナスタシア・ペトリシャクというヴァイオリニストを起点にいろいろなヴァイオリン曲を聴くもよし、ヴァイオリンの音が気に入って、別のヴァイオリニストの同じ曲を検索して聴くもよし。

シューベルトのアヴェ・マリアをYoutubeで検索すると、ヴァイオリンだけでなく色々な楽器編成による動画があるので、その違いを楽しんでもいいと思います。そもそもこの曲は歌曲なのでオペラ歌手の歌声で聴いてもいいかもしれません。

ソプラノ歌手、森麻季さんによるシューベルトのアヴェマリアです。

一昔前なら有名な音楽評論家が書いた名盤紹介や名演紹介記事に従って、おすすめのレコードやCDを聴くというスタイルがクラシック音楽ファンの王道な鑑賞法だとされていましたが、最初からそんなレールに縛られなくてもいいと思います。

ぜひお気に入りの演奏家や楽器を見つけてみてくださいね♪ きっとあなたのクラシック音楽の世界を広げてくれるはずです♪

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