里山でのひととき
今の仕事を始めてから取材を通して活動に賛同し、ライフワークにしている里山での活動。ホタルが舞う環境を再生し、水と湿地の潤う谷津を整備しています。
今日、3カ月ぶりに作業に行ってきました。
これから始まる田植えに向けて、田起こしをします。あまりに久しぶりの作業だったので、鋤を持つ手がブルブル震えてしまい、役に立ったのか、立たなかったのか。休み休み田んぼを耕したけれど、今日の目標は達成できたのでひと安心。
整備された畔はとても歩きやすくなっていて、私が来なくてもちゃ~んと進化しているのだなあと、感慨深く谷津を歩き回りました。
まだ、コブシは蕾の状態で、例年よりちょっと遅い開花になるみたいです。
桜の開花宣言もまだですからね。
作業が早めに終わったので場所を移して福寿草が咲き乱れる山へ。
自生が確認されている場所が少ない「希少種」ということで、自生地の保護と適切な管理を、私がが所属しているNPO団体が任されています。
福寿草の開花調査に来たのは4年前でしたが、その時とは比べ物にならないほどの花が咲いていました!
冬の間に生い茂った草を刈り、まわりの杉の木の落ち葉が毛布代わりに芽を温める。自然の営みと人の手で整備され、植物も嬉しそう。
今日は色々な植物の名前も教えてもらって、少し賢くなった気がします。
自然の中に身を置くと、体から悪い毒素が流れ出るようで、久しぶりに頭の中がクリアになりました。
3月になってショックなこと、悲しいことが立て続けにあったけれど、来週はもう新年度!
気持ちを切り替え進んでいこう♪