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「完璧主義」をゆるめてみない?


もっと仕事も家事も育児も頑張りたいけどうまくいかない。

色々頑張ってるけど疲れを感じている。

心にも時間にもゆとりがなくて毎日いっぱいいっぱい。

そんなふうに感じてる人はいませんか?

1つでも思い当たったら最後まで聞いていただけると嬉しいです。


この記事は音声でも聴けますのでよろしければそちらもどうぞ↓


こんにちは。

心をほぐし自分を磨くコーチング、ライフコーチ吉野かずこです。

心の制限をゆるめて、ありのままの自分で本心が望む生き方をするサポートしています。



今回は完璧主義についてのお話をしていきます。

自覚がない人も多いですが、完璧主義の方いっぱいいるなと感じています。

友達や知り合い、クライアントさん達と話をしていると、どんどん完璧主義が見えてきます。

完璧主義に縛られていたクライアントさんがコーチングセッションの継続サポートを受けて、ゆとりがある笑顔の毎日に変わっていきます。

私自身は基本的には楽観的なんですが、部分的に完璧主義なところがあると結構最近自覚しました。

だから気持ちは分かりますし、以前よりだいぶゆるめて心にゆとりができて、どんどん楽にうまくいくようになるのを実感もしています。

そんな経験から少しでもお役に立てたらと思ってお話させていただきます。


まず、完璧主義と聞いてどんなイメージを持っていますか?

完璧主義とは、
必要以上に高い目標を設定し、万事が整った状態を目指して努力する性格や特徴を指します。

この「必要以上に高い目標設定」がポイントなのかなと思います。

目標を持つのはいいことですが、目標や理想が高すぎて、そこに追いついていけない自分にストレスを感じてしまったりするんですよね。

だから、自分自身にはかなり厳しいという方が多いです。

自分のミスや失敗はなかなか許せない、認められないんですよね。

そうなると、他人のミスや失敗も許せなく感じてしまう場合もあり、そのせいで人間関係がうまくいかないことも出てくるので要注意です。

「失敗」の部分に目が行きやすいんですね。

いろんなことに関して理想が高いので、仕事には責任感があって頑張るし、家事も育児も完璧にこなしたというのがベースにあると思うんですね。

そうすると、出来る範囲には限界があるのでだんだん苦しくなってきちゃうんですよね。

だからやらなきゃいけないこと、 やるべきことに目を向けて、そこを完璧にしようと思って頑張ると、結局自分のことを後回しにせざるを得なくなるんですね。

その結果、自分を大切にできない、自分の為の時間、趣味の時間がとれなくなる。

頑張っているのに休むことができなくて、どんどん疲れもストレスも溜まっていく。

そういう風になってきちゃうと思うんですね。

思い当たる方いらっしゃいますか?

完璧主義の方は、だからといって自分が完璧にできるとは思っていない人が多い気がします。

私は家事などを完璧にこなしたい、こなさなきゃという気持ちがあるんですけど、実際にはズボラだし、別に料理がうまいわけでもないし、片付け上手でもない。

完璧に出来るなんて最初から思っていないんです。

それなのに完璧にしたい思いがあるから、そのギャップに苦しくなるんですよね。

周りの人を見てても、そういう状況はすごく多いなと思っています。

仕事も家事も育児も頑張って、完璧を目指して、常に成長意欲、向上心もあって、学びも深めて、いろいろ頑張っている人。

本音を探っていくと意外と、
「ただ家でゆっくりしたい。」
「まったりNetflixを見ていたい。」
「自然の中を散歩したい。」
とか、そういう思いが出てくることが多いんです。

ただそうやってのんびりリラックスする。疲れたら休む。
そんな自分を「ダメ」って思っちゃう方が多いですね。

ダメと思うから自分に休む許可を出してあげられないんですね。


頑張り続けて、
走り続けて、
体調が悪くなったり、
疲れがピークに達したり、
体を壊したりするまで
頑張り続けちゃう
んですよね。


完璧主義じゃない人からしてみれば、
「なんでそんなになるまで頑張るの?」とか、
「そうなる前にもっと人を頼ればいいのに。」
と不思議に思う。

でも当人達はそれが出来ないんですよね。


人に頼ったり甘えたりすることにも慣れていないし、そもそもそんな選択肢が浮かんでこない。

自分がやった方がうまくいく、早く出来るという思いもあったり。

人に頼ったら迷惑をかけてしまうとか、中には人に頼ると自分が出来ていないことを認めなきゃいけないと思う人もいます。

そんな中で日々頑張っているから、それはもうあっちもこっちも頑張りすぎて、時間は足りないし、生活のリズムが崩れたりして、どんどん疲れが溜まっていくんですよね。

だから心の奥底では
「ゆとりが欲しいな。」
とか、
「もうちょっと自分の時間が持てたらいいな。」
とか思っていたりします。

「もっと仕事も家庭もバランスよくうまくいかないかな。」
という気持ちがあります。

でも、改善したいと思った時に自分が休むのではなく、
「更に頑張ればうまくいくんじゃないか。」
という発想になっちゃうんですよね。

そんな人達は「頑張るのはいいこと、頑張らないのは悪いこと」という固定観念を持っていると思います。

実際にそういうクライアントさんを何人も見てきました。

そうすると、 頑張っている自分にはマル、頑張ってない自分にはバツをつけちゃうんですよね。

だから、休みたいけど休めないというのは、自分で自分にバツをつけたくないんですよ。

頑張らない自分にバツをつけるのは、 結構辛いことで、
「頑張らない自分には価値がない」
と感じてしまう
人もいるんです。

でも、もちろん本当は全然そんなことなくて、頑張らなくてもあなたという存在に価値があることに変わりはありません。

頑張らなくても大丈夫だし、疲れたら休んでゆっくりした方が物事もうまく回るんですよね。

完璧主義で頑張り続ける人達がよく陥るのが、
「あれもこれも頑張っていて、なのに何もうまくいかなくなって疲れはピークに達して、 何がうまくいかない原因か分からずに困っている」
という状態です。

そのままずっと突っ走っていくと、本当に心とか体を壊したりとか、 燃え尽き症候群になってしまう可能性があるんですよね。

だからそうなる前に自己コントロール、ちゃんとセルフケアをしていくのが大事です。

ある程度の年齢、30代、40代、50代って年を重ねていくと、だんだん体も若い時よりも思ったように動けなかったり疲れやすくなることもあります。

だからこそ 「ちゃんと自分をいたわる」という姿勢を持たないと、もう物事が悪い方に向かっちゃうんですよね。

そうやって頑張りすぎてうまくいかない時は、まずその状態に「気づく」のが必要です。

ほとんどの人が自分で気がつけないんですよ。

「なんかうまくいかない」のは感じているけど、それが自分が頑張りすぎているからとは思っていません。

だから、
「ずいぶん頑張ってるね。」
とか
「頑張りすぎじゃない?」
と声をかけられると、
「いやいや、私なんてまだそんな頑張ってる方じゃないから。みんなもっともっと頑張ってるし、私ももっと頑張らなきゃ。」
という言葉が聞かれることも結構あるんです。

つまり、もう頑張って疲れ果てているのに更に頑張ろうとしてしまう

それはもうゆとりもないし、うまくいかないですよね。

そこで1回立ち止まって、ちゃんと自分が頑張り過ぎている状態を客観的に見て、 心も体も疲れている状態を見つめてほしいんですね。

そこにちゃんと向き合えただけでも、考え方がかなり変わる方が多いと思います。

ここでちゃんと自分のことを
「ここまでよく頑張ってきたな。」
と認められると、だいぶ心も楽になって、休んだり自分を大切にする時間をとれたりするんですよね。

実際そこに気がつけて、自分を大事にすること本当に自分が望んでることは何かを考えて、好きなことやりたいことを自分にやらせてあげる選択をしたらうまくいった方達を見ています。

そういう方達も、それで物事がうまく回るようになっていくけど、長いこと培ってきた固定概念はすぐに完全には外れずに、また頑張りすぎちゃうことが出てくるんですよね。

コーチングのセッションで継続サポートをしていると、 セッションで頑張り過ぎに何度も気がつくんですよね。

もう初めての気づきではないので、自分でも
「また頑張り過ぎちゃった。」
と思いつつ、もう自分を理解してる分切り替えが早くなるんです。

それを繰り返しながら本当に自分がやりたい方に進んでいけると、どんどん人生がうまく回り出します。

ここで1つ注意してほしいのが、 「こうすべき」「こうしなければならない」という自分の中の強い固定概念を、「これがあるせいでうまくいかないんだ。」と悪者扱いしてしまうと、それはそれで良くないんです。

それも自分が今まで経験して身についてきたものなので、決して悪者ではないんですよね。

その固定概念があることによって、助けられたこと、サポートしてくれたこともいっぱいあるはずです。

だから悪者扱いはしない。

それから固定概念を、
「これはもういらないから手放すべき!」「外すべき!」
と考えてしまうと、ここに新たな「べき」の固定概念が増えてしまうんですよね。

そうすると、
「この悪い固定概念を外さないことは悪いこと。外すことがいいこと。外すべき。」
となってしまい、また疲れちゃうんですよ。

外そうと思っているのに、まだ外せてない私はダメだ。 
というように。

自己否定になると悪循環に陥ってしまいます。

だから私は、

「やめる、手放す」

ではなくて、

「ゆるめる」

のような、もっと柔らかいイメージでいったらいいかなと思っています。

理想を持つのはいいですが、理想が高いのも自分を苦しめることになってしまいます。

もうちょっと理想の真ん中に中間目標や短期目標、簡単に叶えられるような目標を入れて、出来ることを叶えていくのがいいと思いますね。

自分でも無理かもしれないと思うような完璧を求めていると、ずっと出来ない自分を見続けなきゃいけないんです。

これが出来たらOKと、最低限の低いレベルの目標を設定していくともっと楽になりますよね。


高すぎる理想を持たないで、少し低い設定にする。

頑張りすぎて疲れていたら、まず自分が休む時間、好きなことをする時間をとる。

出来ないことがあっても、 自分にバツをつけずに、「それでもいい」と考えてそんな自分も受け入れる。


やっていくと少しずつ心が軽くなっていくと思いますので、力を入れて頑張ろうとせず、なるべく肩の力を抜いてゆっくりと取り組んでいただけるといいと思います。

少しでもお役に立てたら嬉しいです。



今後も、自分らしくゆるやかに生きるヒントをお届けしていきます。


『心をほぐし自分を磨くコーチング』では、

対話で自己理解を深め、本心、価値観、固定概念などを見つけながら心を自由に解き放ち、本来持っている個性、魅力、才能を発揮して生き生きと生きるサポートをしています。

現在、自己理解で心を整える無料体験セッションもやっていますので、自分自身のこと、仕事、人間関係のことなどで、 1人で悩んだり行き詰っている人は、LINEの方からお気軽にご連絡ください。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

それでは、またお会いしましょう。

今日もあなたにとっていい日になりますように。





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【自己紹介🌱】

看護師歴20年で1番やりがいを感じた、がん患者さんの継続サポート。
その経験から「対話での心と生き方のサポート」にフォーカスできるコーチこそ自分の天職だと気づく。

周りを優先させ疲れていたが、コーチングや心理学を学び自己理解を深めて自分軸を取り戻す。

ライフコーチとなり、本心と価値観に沿った生き方を自由に楽しむ生き方を伴走サポート中。
笑顔と幸せの循環をもっと広げたい✨



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