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背骨の固まりがさまざまな不調を引き起こす

割引あり

私たちは2本足で立ち上がったワケですが

そうすると

お手本がほとんど無いので

どうしたら良いのかを惑うことが

あります


そこで

やはり先輩たちを参照に

自らの動きを考える必要が出てきます


人の大先輩に魚があります


脊椎動物としてもっとも根源的な動きをされています


魚さんを見れば

脊椎が数本の組み合わせで無く

細かい骨が連結している意味が判りますね


背骨を動かすことが推進力となり

動くのが魚の動き


そこに足が付いて爬虫類となり

哺乳類と鳥類は

背骨の動きが横から縦に変わります


どれだけ齢経り長く生きようとも

背骨の固まった魚というのは

いません


魚にとって

背骨が固まり動けなくなることは

そのまま

死を意味しますからね


背骨にはまた

脊柱管を重要な神経などが通っています


脊椎の固まりは

動けなくなるだけで無く

神経の働きをも失わせることになります


これは単に動きという面から見ても言えますし

動きはそのまま熱とも言い換えられ

つまり

背骨の固まりは

熱を産み出せないことでもあります


すると

脊椎から出ている神経先の

随意筋不随意筋に拘わらず

冷えて固まることになりますし

同様に

自律神経など

精神と考えられる面にも大きく影響しますし

当然

その神経の集積である脳の働きにも関わってきます


冷えてるなら温めれば良いだろう

というのはある意味正しいんですが

それだけでは足りません


背骨は動きの源なのですから

背骨を動かさなければ

根本的な解決に至らないのです



対処療法というのは


暴力事件が起こって

被害者の怪我などの手当が出来て

良かった良かった

と言ってるようなもので


イヤイヤ

犯人を捕まえなきゃ

また同じことが起こる可能性が高いでしょう


ということをしている


巷で流行っている

"気軽に行けるフィットネス"などに行かなくても

四肢を動かす源は背骨なんだと解った上で

日常生活をおくるだけで

特別な運動などせずとも

からだは保たれます


高齢の方は往々にして

筋力の衰えを口にしますが

筋肉で動くんじゃ無いですから


背骨から肩胛骨と腸骨を通して四肢に動きを伝える


というのが本筋


衰えているのは背骨の柔軟性です


ほとんどの方は背中に見えるのが背骨と思い

背骨は背中側にあるとお考えですが

背中に見えているのは背骨本体では無く

棘突起と呼ばれる部分で

脊柱管のある背骨本体はもっと中央よりにあります


確かに肋骨の付いている胸椎は後方に位置しますが

その下の腰椎はほぼからだの中央に位置しています


だから

私共の仕術捧術の際

腸を引き上げ

腰椎付近の靱帯のズレを調整したりするのも

実はそれ程難しい事では無いのです


それはともかく

この認識のズレは

意識と実際のからだの動きのズレに繋がりますから

ちゃんと解っておくこともとても大切です


それを踏まえて

じゃあ背骨をどう動かしたら良いか

という話


魚類爬虫類は横の動き

哺乳類鳥類は縦の動きと言いました


ならば

人は?

というと

これは螺旋の動きをします


多くの方の軸足は左で

背骨はそれに呼応して

左前から右後ろへと

円を描きます


陸上のトラックが左回りなのは

恐らくこの軸足と背骨の螺旋の関連でしょう


背骨を意識して

逆回転を行うのはなかなかに難しいものがあります


側湾症が前から見るとS字になる形がほとんどなのも

そういった機能の関係だと思われます


背骨を動かすにもっとも適していると

思われるのが

からだを捻る動きです


野口整体の活元運動の準備運動として

捻る動きがあります


これは

骨盤の下から腰椎胸椎頸椎のひとつひとつを

意識しながら捻っていくものです


実際

脊椎ひとつひとつの可動域はとても小さく

それが少しずつ回転することで

全体として大きな捻りになっていますので

それをしっかり意識しながら左右捻る


前後左右屈は場合によっては怪我を引き起こしかねませんが

捻りで怪我はまずありません


そして

捻る際にはどうしたって

自然と背骨が伸ばされますから

椎間板にも余裕が生まれ

勝手に前後左右屈が行いやすくなっています


高齢になると背が縮むのは

骨粗鬆症は別として

椎間板の間隔が狭まっているからですので

この捻りを行うことで

また背が元に戻りますよ


真面目に数回捻るだけで

恐らく背骨からからだが温かくなってきます


それだけ冷えているということでもあり

初めに書いたような

全身のそして脳にスイッチが入ったということになります


私は基本

体操の類いはお伝えしませんが

まず

この捻りを行っていただき

そうして背骨の感覚が感じられるようになったら

あとは日常に落とし込んで

背骨を意識して生活していただければ

わざわざ捻る必要も無くなってきます


背骨の正しい位置が知りたいという方は

【からはだふくらか】へお越しいただけましたら

お教えいたしますよ


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最後までお付き合いいただき

ありがとうございます


以下の有料部は

単なるご挨拶だけとなっています


もし良いなと思っていただけましたら

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