『トゥクトゥク』と『スリジャヤワルダナプラコッテ』
みなさん、スリランカは、ご存知ですか?
そうです。最近、あまり良いニュースが無い、あのスリランカです。スリランカは、インド大陸の右下にぽちっと浮かぶ島国。
スリランカと言えば、まず行ってみたいのが、「シーギリヤロック」
ぜひ、その雄姿をGoogleで検索してみてください。下は、シンハラ語💦のページですが、私の好きな角度から見た「シーギリヤロック」です。
森に浮かぶ、巨大な岩山の頂上にある遺跡は、かつての宮殿!
なぜ? こんな不便な山の頂上に、居城を構えたのか? それは、
腹違いの兄に、殺されるんじゃないかという恐怖
と言われている。
弟である自分が、クーデターを起こし政権を奪った。が、兄に同じことをされるんじゃないかという恐怖。
◇◇
それでは登るよ!
今でこそ、階段があるが・・
当時は、どうやって最上部まで、宮殿の建築資材(石)を運んだんだろう。そして、日々の食材をどうしたんだろう。と、思いながら頂上を目指す。
非常階段のような、ジグザグハシゴを登り、石段を登り、数10分。高さにして200メートル弱。隙間から下が見える非常階段に、男性諸氏なら、キャン玉がひーっとすること間違いなし!
頂上に着く
うぇーい
◇◇
我々「なぐなぐ一味」が訪れたのが、2016年。
2009年に内戦が終わり、経済復興し、やっとこの国に平穏が訪れたタイミングを狙っての事であった。
そして、コロンボから、新しい首都への移転の真っただ中であった。その首都が、「スリジャヤワルダナプラコッテ」
「スリジャヤ・ワルダナ・プラコッテ」 ではない。区切りは、「スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ」 だ。
ハリーポッターの魔法の呪文みたいだね・・
これが、世界第二位の長い名前の首都らしいです。たまーに、クイズ番組に出題されているので、ご存知の方もいるかと思います。 さて? そこで問題です。 世界で一番長い名前の首都、一位はどこでしょうね? 皆さんご存知の国ですよ・・
◇◇
なぜ、急にスリランカの記事を書いたかというと
この時(2009年)、内戦終結宣言をし、平和をもたらした英雄が、今、諸悪の根源になっているという、悲しい事実に胸を痛めているのだ。権力は、長期間集中するとロクなことがない。そして、10年足らずしか平和な時代が無い国なんて・・やるせない。
かつては英国に翻弄され、そして、現在は、中国に蝕まれている国。観光ガイド用に、そして日々の足に使われる三輪車「トゥクトゥク」。今では、ガソリン不足で、走らせることも出来ないようだ。
同じ、仏教徒。同じ、島国。
スリランカは、すごく、穏やかな時間が流れる場所であった。人々も礼儀正しく穏やかで、島国特有の遠慮配慮文化を感じた場所でもあったのに・・・
早く、政治が落ち着き、経済が落ち着くことを願っております。そして、落ち着いたら、皆さん! スリランカに行こう!
◇◇
スリランカの魅力、
素敵なリゾートホテルが、いっぱいあります。インフィニティプールってご存知ですか? インフィニティプール発祥の地は、スリランカですよ!
特に、「ヘリタンス・カンダラマ」は、
一生に一度は、泊まりたい憧れのホテル!(自然と一体、リゾートホテルの概念を崩してくれるホテル)
スリランカには、
ステキな車窓があります。スリランカ紅茶(セイロンティー)の茶畑を縫うように走る車窓は、東洋一と呼ばれています。
料理も、お酒も美味しいですよ! (最後は、やっぱり酒かい 笑)
ビールもあるし、ヤシ酒(アラック)もおススメ! キンキンに冷えたアラックのショットをグイっと、香辛料の効いた料理と共に・・・
いま、私にできるのは、こんなことくらいですが、スリランカを忘れないでね!
(おしまい)