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ミネラル感のあるワイン、の造り方
近年、ワインのテイスティングシーンでは常連となった感の強い「ミネラル感」や「ミネラリティ」という表現。口に出すか出さないかは別にしても、このワインはミネラル感が強いな、などと思ったことがある方は多いのではないでしょうか。
ミネラル感はある意味において、典型的な「使い勝手のいい用語」です。そこまで肩肘張った専門用語のような印象を与えることもなく、しつこいまでにその正体を明確化しようとするような強迫感もありません。それでいながら、聞いた人のほとんどがなんとなくでも発言の趣旨が理解できる。これほど便利な用語が流行らないほうがむしろ不思議です。
使いどころがほとんど限定されないこの表現、その内容は意外なまでに曖昧です。同じ言葉であるはずなのに、使う人によって意味している部分はかなり幅があります。
飲み手がミネラル感をどう感じているのかについて、記事にまとめました。
ワインのミネラリティ | "味","香り","感触" ミネラル感の正体を探る
飲み手の方々がどういうワインを指して「ミネラリティがある」と判断しているのかはわかりました。では、どうやれば造り手はミネラリティのあるワインを造るのことができるのでしょうか。
今回はミネラリティのあるワインの造り方について考えていきます。
この記事はオンラインサークル「醸造家の視ているワインの世界を覗く部」に投稿した記事を再編集したものです
#サークル記事
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