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木樽の酸素透過量はどれくらいなのか

ワイン醸造をしていると様々な細かい点で悩みます。その1つが樽の使い方です。

ワインと木樽の関係はすでに長い歴史がありますが、いまだに樽の持つすべての特性が明確に説明されたわけではありません。また樽の特性を本当に理解するためには広範な知識が必要とされるのも、樽への理解を深めるための障害の1つとなっているといえます。

今回、樽の基本についての記事を新しく公開しました。

徹底解説 ワインと木樽 | 樽熟成の主役 オーク樽の基礎

公開した記事ではまずは樽の基本的な知識を確認するにとどまっていますが、こちらではその先、樽の酸化能について踏み込んでいきたいと思います。

なお酸素透過率にまず注目する理由は、私自身の環境では新樽よりも古樽使用率が高いために抽出よりもこちらの観点のほうが樽を使う上で重要になると判断しているためです。
抽出に関しては次回以降に改めてまとめます。

こちらの記事はオンラインサークル「醸造家の視ているワインの世界を覗く部」内に投稿された限定記事の内容の一部を再編集したものとなります。
#サークル記事

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