在日朝鮮人とは
このタイトルからしてnote 上ではスルーされる
気しかしません💧
そして在日朝鮮人という言葉自体が
差別的響きがあるように聞こえますが
在日という言葉も朝鮮人という言葉も特に
差別的な意味合いは全くないことを先にお断り
しておきます。
珍しく社会的なタイトルとなりましたが
私個人は今回タイトルにした在日朝鮮人問題について特に詳しいというわけではありません。
むしろもっと知らなければいけないなと
思ったのは在日朝鮮人の友人が出来て
👇のコンサートに招待いただいたからです。
東京朝鮮中高級学校管弦楽団コンサート
代々木のオリンピックセンター大ホールでの
開催でしたが、日本人よりも朝鮮の方が多く韓国語(朝鮮語)が飛び交っていて異国情緒のある雰囲気でした。
私は普段オーケストラなどを観に行くこともないですし吹奏楽をしたこともないので知識も全く
ありませんし、ましてや朝鮮伝統楽器のことなんて楽器の名前すらひとつも知らないというようなレベルです💧
それでも
幕が上がり始まった瞬間
朝鮮民族楽器の美しく妖艶な響きに完全に心を掴まれました
朝鮮の伝統的な民族楽器といわよるオーケストラの洋楽器が本当に美事に融合しており
知っている曲はほとんどなかったにも関わらず
本当に心から感動し、涙をこらえるのが辛かったほどです。多くの人に知っていただきたいので、録音や動画撮影が不可だったことが惜しまれます。
私はオーケストラの音楽にはうといですし、ましてや民謡などは全く知らないのでほとんど知らない曲ばかりでしたが
朝鮮の有名な民謡『アリラン』は個人的にもかなり好きな曲のためチマチョゴリを着た10代の女性達と洋楽器のオーケストラが織り成す演奏は本当に神々しいほど美しく心から感動しました。
☝はYouTubeからとってきました💧名曲です。
アリラン
民謡やオーケストラなどに全くうとい私が
『アリラン』だけはとても好きなのは
在日朝鮮人の方で特攻隊としてお亡くなりになった光山少尉(朝鮮名 卓庚鉉)が特攻隊出撃の前日に『アリラン』を鹿児島知覧の富屋食堂にて鳥濱トメさんの前で歌ったことからです。
私はそのことを鹿児島県知覧に今もある富屋食堂や知覧特攻平和会館に行って知りました。
知覧のことや富屋食堂や鳥濱トメさんのことにも触れたいのですがあまりにも長くなりそうなのでまた別の機会に書きたいと思っています。
また、高倉健、田中裕子主演の映画『ホタル』においても描かれています。
在日朝鮮人とは
お恥ずかしながら、私は在日朝鮮人の人達と知り合う前は在日朝鮮人のことを考えたこともありませんでしたし特に何も知りませんでした。
去年は関東大震災100周年で、関東大震災の際には朝鮮の方が虐殺されたことなどをなんとなく知っていた程度で、歴史問題なのだと思い込んでいました。映画『福田村事件』も観たのにその後も意識が変わっていませんでした…
関東大震災直後の朝鮮人虐殺の様子や日本人が誤って虐殺される様子が描かれています☝
1910年日本が韓国を武力併合し植民地としました。その後労働力として日本に渡ってきて日本に住むようになり今の在日朝鮮人は若い人だと3世や4世とのことのようです。
現在は60万人程在日朝鮮人はいるとのことですが日本に帰化した人も含めると100万人以上住んでいるとのことです。
朝鮮国籍だと色々と不便なので子供は韓国籍にすることもあり親子で国籍が違うなどということもあるそうです。
朝鮮学校と差別
朝鮮学校は日本でも全都道府県ではないにせよ
全国各地に点在しており、都内には11校もあるそうです👀
私が漠然と思っていたよりもはるかに多いのだなと思いました。
朝鮮の方々とお話しし、やはり日々色々と差別を感じることがあるそうです。
特に明確に差別と感じていることは
高校授業料の無償化が進んでいる中にあって
朝鮮学校は対象外とされているとのことです。
日本政府の論拠としては
朝鮮学校は日本の学校教育基本法第一条で定義している学校には当たらないからということのようです。
しかし、長年日本に住んできていて
日本人と同様に税金だけは取るだけ取っておいて
そうした補助金などからは対象外とするのはいかがなものかと思います。
私の思うこと
私もついこの前知ったばかりでまだまだ勉強不足ですし、本当に複雑な問題だと思います。
歴史問題や国際情勢も絡んでおり、何が正しいのかとすぐに答を出せることではないかもしれません。
知ったばかりの私がこんなことを述べるのもおこがましい限りですが、やはりお互いにまずは知ることと対話することが大切なのだと思います。
私も個人的に知り合うことがなければ、我が事として捉えることはなかったと思います。
また、歴史背景や主義主張やイデオロギーといった色眼鏡を通して人を見るのではなく、あくまで個人個人の一人の人間性を尊重することから相互理解は生まれると私は思います。
とても長い文章となってしまいました…
やはり個人的にその国の人と知り合うと
今まで在日朝鮮人のことを知らなかった
私でさえこうして勉強したり書きたくなったり
するので、いかに個人レベルでの繋がりが大切かを感じました。
非常に繊細な問題なので読まれた方が
どう感じてくださるかは難しいところですが
今回こうして記事にしてみました。
今後もっと勉強していきたいと思います。